メンタルトレーニングの現場から最新情報

リスキリングがメンタルに与える影響とは。

<最新情報>

★★「4/19(水)ZOOMセミナー15時~16時30分 脳科学メンタルZOOM勉強会。扁桃体感受性を改善するトレーニングは、実際どうやるのか」

お待ちしております。

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 対象・経営者層、およびメンタルご責任者。

 参加費・無料  *定員・10名

 講師・日本メンタル再生研究所所長・山本 潤一

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★中小企業を応援する(株)オンリーストーリー様に取材していただき、WEBに弊社紹介記事を掲載していただきました。

 「日本メンタル再生研究所のオンリーストーリー」

★現在、9/2(土)にビジネス雑誌プレジデントのWEB版雑誌である、プレジデントオンラインに、私の記事「うつ、メンタル不調を解決する脳科学心理療法」の記事が4回シリーズで連載されています。

 編集部から連絡があり、非常に多くの方に読まれているようです。興味あったら読んでみてください。

■4回目原稿(2017年9月25日(土))

「うつを改善するあばたもえくぼ、の意味」

■3回目掲載(2017年9月16日(土))

「うつ改善に光イメージが効果的なワケ」

■2回目掲載(2017年9月9日(土))

「うつレベルを診断する1分間心理テスト」

■1回目掲載(2017年9月2日(土))

「なぜ、うつは再発するか」

<以下からブログ本文>

 先日、事業継承に関心のある経営者があつ

まる会合で、話をさせていただく機会があ

りました。

 

テーマは、最近あちこちで良く聞くリスキリ

ング、です。

 

リスキリングについてはすでに知っている方

は知っていると思いますが、私はそんなに知

らなかったので、

 

この機会にいろいろ調べてそれをもとにお話

しをしました。

 

話の内容は、リスキリングとメンタルについ

て、です。

 

 

まず、リスキリングについてあまりご存知な

い方に、その内容を私が調べた範囲でざっく

りとご説明します。

 

 

後藤宗明という方の著書「リスキリング」に

よると、「新しいことを学び、新しいスキル

を身に着け実践し、そして新しい業務や職業

に就くこと」

 

と説明されています。

 

そして、2023年の世界経済フォーラムの年次

総会である「ダボス会議」では、次のように

説明されています。

 

リスキリングが必要な背景としては、パンデ

ミックと大量退職、そして石油を中心とした

ブラウンエコノミーから環境に配慮したグリ

―ンエコノミーに転換する必要性がある、

 

とのことです。

 

確かにパンデミックと大量退職により、いま

までやっていた仕事がなくなったりした人も

たくさんいたでしょうし、

 

特にオンラインの仕事が普通になったことか

ら、今までとは全く違うスキルが必要になっ

てきたというのはよくわかる話ですね。

 

ダボス会議は、リスキリングの3つの柱とし

て、

 

1.3Dデジタル 2.ソーシャルスキル

3.個人の能力開発

 

を上げています。

ザックリ言うと、1番目はデジタル化がどんど

ん進むので、デジタルスキル習得ということ

と、

 

2番めは、人種や国籍がどんどんミックスする

ようになるため、率直なコミュニケーション

スキルがより必要になるという事、そして

 

3番目は、個人が自分で自分の能力を絶えず高

めていくこと、これにはレジリエンス(スト

レス克服力)が非常に重要になる、

 

というようなことが書かれていました。

 

そして日本の経団連は何と言っているのかな、

と調べてみると、ザックリ言うと、

 

「ジョブ型雇用」をどんどん進めていく、

というようなこと書かれていました。

 

私は以上を見て、率直にって日本は今まで以

上、没落するな、うつ、メンタルは多発する

な、と思いました。

 

ジョブ型雇用とは、一言で言うと、仕事に人

を合わせるというものです。

 

つまり、うちの会社はこういうスキルを持っ

た人が欲しいです。それ以外はいりません、

という事です。

 

こうなると多分、日本では多くの人の賃金は

低下することでしょう。

 

また、メンタルはズタズタになると予想しま

す。

 

1990年から成果主義というものが日本企業に

導入され、そこから自己責任、自立型人材、

終身雇用の廃止、年功序列の廃止、

 

など、アメリカ型個人主義が企業に持ち込ま

れたわけですが、これはジョブ型雇用の走り

と私は思います。

 

これはうまくいったでしょうか?

 

日本のGDPはここ30年間伸び率は先進国の

中で、唯一ゼロ。

 

実質平均賃金はずっと低下しつづけています。

6人に一人は貧困家庭と言われる状況。

 

うつ、メンタルは、これだけメンタルクリニ

ックが生まれたにもかかわらず、増加しつづ

けています。

 

日本人は、不幸になっているだけだと思いま

せんか?

 

たしかに、株主(多くは外国人)は儲かった

でしょう。成果主義などは人件費削減に大き

く貢献したからです。

 

結論を言うと、日本の中での貧富の差が拡大

したわけで、多くの一般ピープルは貧困化し

たわけです。

 

そして’97年には自殺率が3万人を超え、

メンタル面も散々なことになりまして、今も

この状況は続いています。

 

これが当時(今も)盛んに推し進めた、グロ

―バル化の結末ではないでしょうか。

 

 

ジョブ型雇用とは、成果主義がもっと具体的

に進化したものと思います。

 

経団連は推し進めたいでしょう。コストダウ

ンになるし、利益がアップするでしょうし、

たぶんそれが外国人株主からの要求なのでは

ないかと推測します。

 

日本はもともと、人に仕事を合わせる、とい

うやり方をしてきました。

 

社員の性格をよく見極め、それに合わせて仕

事をあたえていくというやり方です。

 

それが、うちの仕事はこれです、これ以外の

人材はいりません、となります。

 

会社のへの忠誠心はなくなり、離職は増加す

るでしょう。モティベーションは大きく下が

るでしょう。

 

たしかに向上心の高い一部の人にとっては、

チャンスが増えるでしょう。しかし、多くの

日本人は、

 

不安が強く、デリケートで、やや依存的な民

族です。

 

むかしから日本人はこのような性格の人々で

すが、しかし、1945年のボロボロの敗戦を

迎えてにもかかわらず、

 

その後たった19年後の1964年は東京オリンピ

ックが開催できるまでに復活したのです。

 

新幹線も開通しました。1970年代になると、

ジャパンアズナンバーワン、という本がベス

トセラーになるほどになったのです。

 

敗戦後、25年でジャパンアズナンバーワンで

すよ。

 

かつての戦勝国であるアメリカは、焦って、

なんでたった25年で俺たちをしのぐほどにな

ったのか、と日本に調査団を送り調査しにき

田のですね。

 

このデリケートな日本人をうまく使うと、

とんでもないパフォーマンスを発揮するので

す。

 

ここ30年はどうでしょう?

先ほども書いたように、GDP成長率は0%、実

質平均賃金は低下し続けています。

 

 

日本人は、生産性が低い、グローバル化をす

すめるべきだ、とグローバリストたちは言っ

てますが、

 

かつてもGDP世界第二位の日本を知らないのだ

ろうな、と私は思いますね。

 

ものすごい生産性が高かったですからね。

 

 

ジョブ型雇用を進めることで、人と人とのつ

ながりがなくなるので、不安が増大するでし

ょう。

 

弊社では、1990年代からいろいろな企業の

心理テストを行って調べていますが、不安の

得点がどんどん上昇しています。

 

そして抑うつの得点も上昇し、心理的なつな

がりを表す得点がどんどん低下しています。

 

うつメンタルが増加するわけです。

 

これを推し進めようとしている日本政府と経

団連は、愚かだな、と思います。

 

過去30年間失敗し続けてきたのに、まだやる

わけですね。

 

心理テストの得点がどんどん悪化しているの

で、弊社としてはリスキリングの波の中で、

 

どのようにメンタル問題を扱っていけばよい

のか、について、発信し続けていきたいと思

います。

 

カギは、気持ち、感情の通じ合う組織作り、

です。人に合わせた仕事をすること、です。

答えは見えています。

 

ジョブ型雇用は、気持ち感情は無視されます。

 

このことのリスクを良く見極めていくことが

非常に重要ではないかなと思っています。

4/19(水)15時~16時半で、オンラインで無料の

セミナーでこんな内容を解説しますので、ご興

味ありましたらお越しください。

某上場企業ではこの手法を導入した結果、

初回うつ休職者の再休職率が0%という結果に

貢献できたのです。

 

こんな内容を次回の弊社、脳科学メンタルZOOM

無料勉強会で行います。4/19(水)15時~16時半

です。

タイミングが合う方はぜひお越しください。

またご都合合わない場合はZOOMでご説明します。

お気軽にお問い合わせください。

以下のメルアドへお気軽にどうぞ。

terumicompany@gmail.com

担当・山本潤一

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2023/04/12

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