メンタルトレーニングの現場から最新情報

企業メンタルヘルスご担当者向け情報 「うつを約15時間で改善する、脳科学メンタルトレーニングの従来の心理療法とは全く違う特徴とは」

 先日、某企業でプレゼンをしているときにこんなご質問をお受けしました。

「今までのカウンセリングや心理療法と、脳科学メンタルトレーニングはどう違うのですか?」

純分にご説明しているつもりでも、こういったご質問を受けてあらためて、そうか、もっと違う角度からご説明したほうがいいんだな、ということを日々学んでいます。

そこで、こんなご説明をしました。

「そうでうね。3つの違いがあります。

1.科学を背景として生まれてきていること。

 脳科学メンタルトレーニングを開発したのは、弊社顧問である筑波大学名誉教授の、宗像恒次博士です。筑波大学にはカウンセリング学部というものがありますが、この脳科学メンタルトレーニングは、カウンセリング学部から生まれてきたものではありません。そうではなく、心=ストレスが私たちの脳や免疫にどのような影響をもたらすものか、ということを科学的に研究する、という学問分野から生まれてきています。

 従来のカウンセリングや心理学は、どちらかというと哲学的、文学的な分野から生まれてきており、客観的に検証するという視点はあまりないと思います。またお医者さんは、体と薬という分野のみから研究している方が多いと思います。心を客観的に研究している方は少ないと思います。

 よって、心と体の関係を総合的に科学的に研究する、という分野から生まれた脳科学メンタルトレーニングは、今までのものとは全く違った研究分野なのです。そういう背景があるため、このとレーニング法は、医師、歯科医師、薬剤師、保健師、看護師。栄養士、などの多くの医療従事者によって、効果を検証され論文化され、支持されているものになっています。

2.うつなど、メンタルヘルス不調の原因を特定している。

 現在、多くの企業ではEAPがすでに導入され、莫大な費用が投入されていると思います。しかしそれでも、うつの原因ははっきりわからない、とされていることが多いと思います。わからないということは、今やっている対策がはたして正しいのかどうかはわからないということになります

 だからこそ多くの企業では、メンタルダウンしたら「病気になったのだから、自分で治してきなさい」という指示を出しているところも多いと思います。原因がわからないのだから、ある意味、半分さじを投げているような状態です。

 しかし脳科学メンタルトレーニングでは、うつなどの原因を、脳内の感情の発電装置である、扁桃体という組織が慢性的に興奮していることから引き起こされる、脳内の炎症が原因だ、と特定しているのです。

 もちろん研究がさらに進めば、理論はさらに変化するかもしれません、しかし、今のところこの扁桃体の慢性的な興奮を止める、というメンタルトレーニングを行うことで、長年苦しんでいいたうつが、あっというまに短時間で解決してしまう事例があとを絶たないのです。

 私自身も、長年、休職していた某サラリーマンの方を約15時間で昨年3月に復職を成功させた事例を、論文として発表しています。ちなみにこの男性は、2014年2月現在、通常通りに勤務しています。

3.3人に2人の方が、約15時間で復職に成功している。

 本人に自分自身の感受性の課題を変える、という意欲がある場合、単極性うつ、不安障害、適応障害でしたら、3人に2人の割合で成功します。短時間で結果が出るのが特徴です。うまくいかない場合とは、本人に自分の課題を解決しようという意欲が低い場合です。

3人に一人は、意欲の低い方がいます。

 統合失調症、そううつ、発達障害の場合は、もっと長い時間が必要です。

  *脳科学メンタルトレーニングに関する資料をお送りします。こちらのお問合わせフォームからどうぞ。

2014/02/15

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