メンタルトレーニングの現場から最新情報

経営層向け脳科学メンタル勉強会「2種類の病気の定義の違いを知ると、キャリアの視点での効果的なメンタル対策がわかる」

<最新情報>

★★「1/18(水)ZOOMセミナー15時~16時30分 脳科学メンタルZOOM勉強会。扁桃体感受性を改善するトレーニングは、実際どうやるのか」

お待ちしております。

◆チラシはこちら

◆申し込み、問い合わせはこちら。

 対象・経営者層、およびメンタルご責任者。

 参加費・無料  *定員・10名

 講師・日本メンタル再生研究所所長・山本 潤一

問い合わせはまたは以下のフォームでもOK。

https://www.mentalsaisei.com/index.php/inquiry

★中小企業を応援する(株)オンリーストーリー様に取材していただき、WEBに弊社紹介記事を掲載していただきました。

 「日本メンタル再生研究所のオンリーストーリー」

★現在、9/2(土)にビジネス雑誌プレジデントのWEB版雑誌である、プレジデントオンラインに、私の記事「うつ、メンタル不調を解決する脳科学心理療法」の記事が4回シリーズで連載されています。

 編集部から連絡があり、非常に多くの方に読まれているようです。興味あったら読んでみてください。

■4回目原稿(2017年9月25日(土))

「うつを改善するあばたもえくぼ、の意味」

■3回目掲載(2017年9月16日(土))

「うつ改善に光イメージが効果的なワケ」

■2回目掲載(2017年9月9日(土))

「うつレベルを診断する1分間心理テスト」

■1回目掲載(2017年9月2日(土))

「なぜ、うつは再発するか」

<以下からブログ本文> 

  弊社が実践している脳科学メンタルトレー

ニングは、学術的にはいろいろな理論から作

りだされているものですが、

 

 

その一つに、健康行動科学というものがあり

ます。

 

 

もともとは、行動科学とはどうやったら人を

動かすことができるのか、を科学的に研究し

たもので、アメリカで戦争をベースに作られ

たものです。

 

たとえば、ラッパを吹けば兵士は突撃すると

か、などはわかりやすいですね。

 

これがだんだん消費行動科学的な研究へと発

展します。

 

ただいま〇月〇日まで割り引き実施中! な

どとアピールすれば、わ~っと人があつまり

ますね。

 

健康行動科学とは、健康面での行動科学です。

弊社顧問、ストレス学者である筑波大学名誉

教授、宗像恒次博士はこの健康行動科学を80

年代から詳しく研究しておられ、

 

私はその時に出会ったので、先生の健康行動

科学のメソッド、思考法を徹底的に叩き込ま

れています。

 

たとえば、慢性疾患(糖尿病、など)の患者

さんは、いくら医療側がいろいろ指導しても

自らの生活習慣を変えようとしない、人が多

く、

 

これを自ら変えようとしてもらうためには、

どうかかわったらよいか、とか、を考えるの

も、健康行動科学ですし、

 

近年では、慢性ストレスによって白血球の構

成比率も変わったり、がん抑制遺伝子の発現

率など、分子などの行動にも変化を与えるこ

とがわかってきており、

 

これも広義の意味で健康行動科学の研究分野

となっています。

 

 

健康行動科学の定義で行くと、病気とは2種

類存在するのです。

 

 

ひとつめは、「かかる病気」です。

これは、いまはやり病の件で考えるとわかり

やすいのですが、

 

ウィルスがあるから、人はそれにかかる。だ

からこそ、薬で対処しなければならない、と

いう考え方ですね。コロナにおいてもこうい

う考え方は主流ですね。

 

医療は基本的にこの考え方になっているので

はないかと思います。これは確かに大事です

ね。

 

もう一つは、「自ら作り出す病気」です。

これは、慢性ストレスが根底にあって、それ

が主原因として、作り出されていると考える

病気です。

 

慢性ストレスが強い人は免疫が低下しますか

ら、風邪をひきやすいとか体内に炎症がおき

るので、

 

胃炎、腸炎、口内炎、結膜炎、女性なら婦人

科系の炎症とか、起きやすいのです。

 

安倍元首相は、潰瘍性大腸炎ですね。これな

どはストレスがかかると一日に30回くらい

トイレに行っていたそうで、

 

慢性ストレスは自らが作り出している、正確

に言うと、

 

周りの目を気にする度合いが非常に強いため

に引き起こされる病で、

 

まさに、かかる病気ではなく、自らに原因が

ある、自ら作り出す病なのです。

 

メンタルと自ら作り出す病の原因はある意味、

同じと考えるのですね。

 

 

 

生活習慣病や、慢性疾患などの主原因がそう

と考えられますね。メンタル問題もそうです。

 

たとえば、メタボや高脂血症などを考えると

わかりやすいかもしれません。

 

こうした方々は、たくさん食べるはもちろん

ですが、夜遅く食べたり、毎日のように大量

のお酒を飲んだり、

 

などのことが多分起きているかもしれません。

こうしたことは、医療側からいろいろ指導を

受けることでしょう。

 

でも、治っている人はどの程度いると思いま

すか?

 

詳しい統計は私は知りませんが、自分にあて

はめてみても、そう簡単には改善しないでし

ょう。なぜなら、

 

慢性ストレスを癒すために、気晴らし食いを

しているからです。メリットがあるからです。

 

だから、弊社は以前、保健師の人やドクター

にたいしてもですが、慢性疾患の方を指導す

る際の、行動変容の仕方のご指導をしていた

ので、よくわかりますが、

 

今、多くの企業で注目を浴びている健康経営

というものは、

 

タバコを止めなさい、痩せなさい、運動しな

さい、もっと酒を減らしなさい、というよう

な指導が多いかもしれません。

 

もちろんそれは大切ですが、そもそも慢性ス

トレスがあるからこそ、それを癒すためにそ

のストレス解消行動を行っているのであって、

 

「頭ではよくないとわかっていても、とめら

れない」ということで、自ら作り出している、

問題なのですね。

 

ですので、タバコを止めろと言ってやめたと

しても慢性ストレスは消えないために、

 

そのストレスを消すために、今度は口寂しく

なって、甘いものをたくさん食べてしまうと

か、

 

なにかの代償行動となってあらわれるのです。

 

慢性ストレスを解消しないと、「自ら作り出

す病気」は根本解決しないのです。

 

慢性ストレスとは何のことでしょうか?

 

弊社顧問、ストレス学者の宗像博士の定義で

はそれは、

 

「自分らしく生きられない、自分らしく働け

ないこと」です。

 

つまりキャリアの問題なのですね。

 

自分らしく働けないからこそ、慢性的にスト

レスはたまるのであり、それを癒すために、

気晴らし食いなどの悪習慣行動をとるのであ

って、

 

だからこそ、自ら作り出す病、は作り出され

るのです。

 

自分らしく働くには、周りの目を気にしすぎ

るパーソナリティを改善する必要があり、そ

れには、

 

脳内の情動の中枢である、扁桃体と言われる

過敏な感受性を安定化させる必要があるので

す。

 

こうした自分らしく働かせるテクニック、自

分らしく働くテクニックを身に着けさせる指

導を行う事で、

 

働く活力を向上させながら、メンタルを同時

に改善していく、それが弊社のやり方なので

す。

 

弊社は、病気直しを目的にはしておりませ

んが、

 

生き方・働き方が自分らしくないことがうつ

メンタル、ひいては自ら作り出す病の原因だ

ということを、

 

健康行動科学の研究から知っており、

 

だからこそ、うつ、メンタルは自分らしく働

くことで、改善できるキャリアの問題である、

というアプローチ法をとっているのです。

キャリアの視点からメンタル対策勉強会は

次回は1/18です。よろしければお越しください。

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2022/12/20

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