企業メンタルご担当者様向け情報「メンタル再発を止める面談、2つのポイントとは」
<お知らせ>
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「不安遺伝子を抑えて、心がす~っとラクになる本」 著者・山本潤一 出版社・秀和システム
<以下からブログ本文>
多くの企業では、メンタルの再発が止まらないということがよく聞かれます。一方、私たちは、某上場企業では3年半、初回うつ休職者再発率0%という結果に貢献しています。
そこで行った面談には2つのポイントがあります。
1つ目。
その本人の特性を見抜く、こと。これはこの本人がなにに向いているのか、を瞬時に見抜くということです。メンタル不調とは、自分のあるがままを発揮できない業務につかせ、そのことで、慢性ストレスの状態に陥らせている、というケースが非常に多いのです。
見抜くためのスキルと、経験が面談者にあるかということが重要になります。弊社には弊社顧問・筑波大学名誉教授・宗像恒次博士が開発した、その人の気質を作る遺伝子的特性を判定する、独自の診断テストがあります。
これを使いこなすことで、瞬時に目の前の方の特性を判断し、現状の仕事との間でどこで慢性的なストレスが生じているかを見抜き、本人には自分自身の生かし方のアドバイスと、会社には本人の生かし方のアドバイスを行うのです。
昔の違い、今は組織の庇護は少ないと思います。
庇護が少ない中で、自分と会わない仕事のストレスに強くさらされると、メンタルダウンしてしまうのです。
2つめ。
自分自身を生かす、自己表現法を身に着けさせること、です。
自分自身の特性がわかったらそれを生かす、自己表現力がないと、自分自身を生かすことができません。これはただ単にアサーションすればよいということではありません。
理由は2つで、1つは、まず本人の特性によっては、口で言うことがそもそも苦手な人が日本人には非常に多いからです。
この人に、アサーションさせようとしてもうまくいかないでしょう。この人は紙に書く、または、頼れる人を作ってその人の言ってもらう、というような自己表現法が重要になるのです。
アサーションとは。、そもそも自己表現が比較的できる欧米人たちに向いている技法だと思います。
2つめは、日本人はファン遺伝子を持っている人が多く、つまり周りの顔色に気にして、脳内の情動の発電装置である、扁桃体が興奮しやすい人が多く、そのため、言えなくなる人が多いからです。
扁桃体興奮がしやすい人にアサーションさせると、よくうつが強くなります。
こういう人に自己表現させるには、まず扁桃体興奮を鎮める、ということを行ってからやらせるという順番を踏むことが重要です。
以上のような、手順を踏んで面談指導を行った結果、某上場企業では初回うつ休職者の再発率が3年半0%になったのです。
弊社が行っている心理療法は、厚労省のメンタルへルスHP「こころの耳」では、ヘルスカウンセリングと紹介され、数ある心理療法の中で、唯一”メンタルヘルスカウンセリングを行うカウンセリング”と書かれているものです。
健康心理学に基づく「社員のあるがままの自分を生かす働き方を引き出す、面談、ラインケアスキル、セルフケアスキル習得教育、個人カウンセリング、、またはヘルスカウンセラー育成教育、に関心持っていただける方は、以下からお問い合わせください。
既存のメンタル対策と組み合わせ、某上場企業では3年半、初回うつ休職者の再発0%の結果に貢献しました。
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2016/10/12