メンタルトレーニングの現場から最新情報

企業メンタルご担当者様向け情報「仕事に対するコントロール力を高めるることができると、うつ、メンタル不調の原因である、ストレスを低減する力が向上する」

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 今回、義務化されているストレスチェックの政府が推奨している57問の設問の中に、「自分のペースで仕事ができる」かどうかを問う設問があります。

 自分がやっている仕事が、急に明日までにやれ、とか、今までやったことがない仕事を突然丸投げされる、とか、さまざなな方針は上のほうで急に決められ自分はいわれたままにやるだけ、とか、そんな立場だとすごいストレスになりますよね。

 政府推奨のストレスチェックは、そういう状態にあるのかないのか、と問うているわけです。

カラセックというスウェーデンの心理学者が、「仕事の要求度 コントロールモデル」というものを提唱しています。仕事で要求されるもののレベルが高く、その人がコントロールできる度合いが低いという状態がもっともストレスを感じるということなのです。

 これはわかりますよね。

一般的に仕事に対してコントロールできる度合いが高い状態とは、会社の中で地位が高い人ということになると思います。部長や役員などで、仕事を自分自身の裁量で自由にやれる立場にある人は、メンタル不調にはならないでしょう。

 一般的に自分が仕事のコントロールができない立場とは、一般的に中間管理職とか、管理職候補のレベルの方々、またはそれよりすこし若い層かもしれません。

 ものすごく若い層であれば、上司が守ってくれるでしょう。中間管理職は、会社の売り上げ圧力などがあって、もっとも思い通りにできない人々かもしれません。

 では、先ほどの政府推奨の設問の中に合った、「自分のペースで仕事ができるか」に、イエスと答えられるようになるには、もっと昇進させることが近道なのでしょうか。

 いえ、そうではありません。結論から言うと、

「本人が自分の気持ちに素直に表現できる自分になることが、仕事のコントロール度を高めるのです」

それはつまり、「助けを求められる」「アドバイスを求めることができる」「納期などを交渉できる」「適度に断れる」「不安があれば、それを表明し対策を求められる」など。

 こういうことができると、かなり仕事を自分自身の思った通りに動かすことができるようになるのです。

 逆にできないということは、なにも言えないということなので、そうすると周りの仕事の都合の中に巻き込まれていってしまうのです。

 基本は、本人のこうした能力を高めることがメンタルを予防することであって、政府推奨の設問では、仕事環境に問題があるようになっているので、これでは会社としても本人の成長を促すことができずに、困ったことになるかもしれません。

 仕事のコントロール力を高めることとは、本人の自己表現力を高めることであり、自己表現力」を高めるためには、本人の感受性を安定させ、相手のパワーに影響を受けない自分になることが大切です。

 そのためには、脳内の情動の発電装置である、扁桃体の安定を図ることが非常に重要になるのです。

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2016/11/13

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