企業メンタルご担当者様向け情報「2018年4月雇用義務化。精神障がい者の上手な働かせ方を仕組み化しよう」
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「日本産業カウンセラー協会 山本潤一講演申込みHPはこちら」
★7/27(木) 14時~16時。東京商工会議所(北支部)主催セミナーで山本が講演します。詳細は以下のHPを。
テーマ→「ストレスを上手にコントロールして売上を上げる。経営視点のメンタル対策」
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<以下からブログ本文>
ご存知の方はすでにご存じですが、2018年4月から精神障がい者の雇用が義務化されます。私はこれは、精神障がい者の働かせ方をよく理解した企業にとっては、人材確保のチャンスになるのではないかと思います。
理解しないで雇用する企業は、何度雇っても次から次へと辞めさせてしまうことになるでしょう。精神障がい者とは、普通の人には理解できないほど、感受性が敏感だからです。
一般的には、精神障がいの人は、脳内の神経伝達物質の乱れによりそれが引き起こされると考え薬を服用させたり、または軽作業を行わせる、優しい言葉がけを行うとか、定期的に産業医面談を受けさせるとか、または、短時間労働のみを行わせるとか、パワハラをなくすとか、さまざまな配慮が現段階でも行われていると思います。
これらのことは確かに大事です。でも、ストレス科学の視点から見ると、一番大切なことが行われている企業はひじょうに少ないというのが実情ではないかと思います。それは何かというと、ざっくりと一言でいうと、
・脳内にあり、感受性を決めている「偏桃体(へんとうたい)」の特性に「配慮」した、働かせ方をさせている企業はまだほとんどない、とうことです。
扁桃体が敏感な人は、職場のピリピリトゲとげ信号に非常に敏感です。
通常、多くの人はこれがわからないので、「別にストレスなんて与えていないのに、やめてしまった。なぜだろう」と疑問に思うのです。
扁桃体は、非言語信号に非常に敏感に反応するのです。あったかほんわかな表情や声のトーンが飛び交う職場では大丈夫ですが、ピリピリトゲとげした表情、声のトーンが飛び交う職場ではダウンするのです。
「そんなに激しい事をしている職場ではない」と健常者が思ったとしても、精神障がい者の扁桃体とは、非常に敏感なのです。ここがなかなか伝わらないのです。
また精神障がい者とは、「うそを見抜く能力」が非常に秀でています。彼らの偏桃体とは、そのくらい敏感なのです。あったかほんわかな職場を「演じ」ても、ダメなのです。本当にそうでなければ。
本人の敏感すぎる扁桃体と安定させるために本人に行う指導が必要なのと、周囲が行わなければならないことがあるのです。
こう考えたときに、私個人的には、中小企業は精神障がい者雇用義務化とは、ひじょうに人材確保のチャンスではないかと思います。
中小企業は、トップが決断すれば、社内を変えることが比較的簡単だからです。
逆に、今、某大手企業で決算が発表できないと、マスコミをにぎわしている企業がありますが、あのような企業ではたぶん社内がピリピリしすぎて、このようなことを理解できないだろうと思います。
たぶん、こういった企業では精神障がい者をやとっても次から次へとやめてしまうのではないかと思います。または、ピリピリトゲとげの社内雰囲気から完全に隔離して別会社を作るくらいの処置をすればできるかもしれません。
しかし、それにはこうした偏桃体について理解する人がマネジメント側にいないとできませんね。
扁桃体の特性について理解する事、そして扁桃体を安定化させるための技術を施すこと、この二つを行う事で精神障がい者は安定させることができるのです。
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2017/05/22