企業メンタルご担当者様向け情報「発達しょうがいに関し、知られていない事実を知ればメンタルを解決できる」
★前回満員御礼セミナー! 2018年9月227日(木)15時~17時。申し込み法など、詳しくは以下のリンクをクリック。参加費3000円。会場・東池袋。
「前回満員御礼! 中間管理職のストレスを生産性向上に結び付ける、脳科学に基づくメンタルパフォーマンスアップトレーニング」
定員20名。参加費・3000円 対象・自社社員のメンタルを強化したい経営者、およびそれに準ずる方。
★中小企業を応援する(株)オンリーストーリー様に取材していただき、WEBに弊社紹介記事を掲載していただきました。
★現在、9/2(土)にビジネス雑誌プレジデントのWEB版雑誌である、プレジデントオンラインに、私の記事「うつ、メンタル不調を解決する脳科学心理療法」の記事が4回シリーズで連載されています。
編集部から連絡があり、非常に多くの方に読まれているようです。興味あったら読んでみてください。
■4回目原稿(2017年9月25日(土))
■3回目掲載(2017年9月16日(土))
■2回目掲載(2017年9月9日(土))
■1回目掲載(2017年9月2日(土))
現在、専門家をはじめ多くの方々がうつ、メンタル不調は「寛かい」はできても解決できないと思っていると思いますが、きちんと解決できるのですよ、ということをビジネスマンたちに伝えたいなと思い、書きました。
<以下からブログ本文>
先日、2018年8月23日に、産業医を派遣紹介する業界大手である、さんぎょうい株式会社様と共催で、「キャリアの視点から見た、大人の発達しょうがいの接し方、活かし方」というテーマで、セミナー講師を行いました。
定員60名のところ、募集開始数日であっというまに定員に達し、キャンセル待ちが出るほどの盛況ぶりでした。
一般的に発達しょうがいとは、脳の機能障害で固定化されたもの、と考えられています。
注)発達しょうがいは英語表記では、Developmental Disorder ですが、Disorderは「不規則性」という意味であり、「障害」の意味はありませんので、弊社では、発達しょうがい、と表記しています。
しかし、弊社顧問でストレス学者である筑波大学名誉教授・宗像恒次博士の研究および、弊社での3000時間以上にわたる臨床経験では、本人が希望すれば発達しょうがいとは一定のイメージトレーニングによって、症状は改善されていきます。
発達しょうがいは、脳の個性としての「気質」と、ストレスとしての「ストレス症」があるため、自閉スペクトラム気質と自閉スペクトラム症は異なり、ADH気質とADH症は異なる、ということです。
一般的にはこういうことが知られていないため、ストレスがあまりない発達しょうがいと、ストレスが非常に強い発達しょうがいの人を同じように扱っているため、対応が非常に難しくなっているというのが弊社顧問と弊社の見解です。
発達しょうがいの脳を調べると、自閉スペクトラム気質の人はKeonらの課題実施中のfMRIを使った研究では、発達しょうがい児の脳は定型発達児の脳に比べて、非常に近い領域での神経結合があることがわかっています。
つまり狭い領域での脳の集中が起こりやすい脳の個性があるわけです。
これ自体は脳の個性ですから、得意分野は一つの世界への没頭であり苦手分野は同時並行処理、または物事を多面的立体的にアドリブで理解すること、例えば営業などです。
これをうまく生かせばよいのです。
またADHの方の脳は、前頭前野部の側坐核という部位で不活性が見られ、つまり衝動的に思いついたことを理性でコントロールできにくい、また一つのことに意識を集中しにくい、という非集中型の脳の個性を持っています。
ストレスが強くない人であれば、この非集中型の脳の個性、つまりあれこれと斬新なアイデアが浮かぶ特徴を活かし、営業やアートの世界、会話を活かす仕事、などで生かせばよいのです。
一方、ストレスが強い発達しょうがいは、コントロール不能な感覚を持っています。これを安定化させないと対応が非常に難しくなるので、情動安定つまり、ストレス軽減策を行うことが最初に行うべきことなのです。
自閉スペクトラム症の方は、あまりに意識が集中しすぎるため、ちょっとした音や会話に敏感に反応し、ちょっとしたルーティンとのずれを許容できない、という意識状態に陥り、そのことで焦り、恐怖、パニック、苛立ちなどが起こって、非常に不安定化します。
ADH症の方は、あまりに非集中型の意識状態に陥るため、物忘れがひどい、計画どうりに全くできない、衝動的な発言をして全く場にそぐわないことを言う、などのことが起こります。
同じく焦り、恐怖、パニック、苛立ちなどが起こって、非常に不安定化するのです。
これらのストレス症状は、主に小さいころからの親や周囲の人たちの無理解、そしてそれによる本人の自己嫌悪、自己否定感によってつくられます。
自閉スぺクトラムの方は、コーエンがつくったAQテストの得点が非常に高いのが特徴ですが、この得点はストレスを軽減すると低下していきます。
そして、相手の言っていることが全く分からなかった方が、相手の言うことが理解できるようになったり、物事を立体的にとらえられるようになっていくのです。
ADHの人はWHOのADHの点がストレスを改善をすると下がり、その結果、衝動的な意識状態が改善されていくのです。
発達しょうがいの方は、弊社顧問が開発した行動特性尺での診断テストでは、自己抑制型行動特性尺度の得点、特性不安尺度の点、自己否定感の尺度の点が高いという研究結果が出てあります。
これは小さいころから「あるがままの自分を自己表現ができなかった」ことを表し、これにより焦り、不安、恐怖、パニック、苛立ち、が起こりやすいパーソナリティになっており、こういうストレス症が高い発達しょうがいの人は、コントロール不能が感情を持っているため、これを改善しないと、彼らの活かしかたが非常に難しくなるのです。
ではどうしたらよいのか。本人が望めば本人に弊社が行っているイメージトレーニング法を一定時間受けてもらうことで改善できますが、なかなかそうはいかないと思います。
その場合は、周囲の方々の情動を安定させるイメージをトレーニング受けていただくことが重要なのです。
なぜなら、発達しょうがいのボーダーラインの方々はかなりの割合存在するためです。23日のセミナーでも、約4割の方が自閉スペクトラムのボーダーライン、ADHに至っては約7割の方がボーダーラインでした。
こういう方々が、職場の「ちょっとかわった人」に対し、敏感に反応し情動が不安定化するので、本人の焦り、不安、恐怖、パニック、苛立ちがひどくなりるのです。
周囲の人のレジリエンス教育、情動安定化教育が非常に重要になるのです。これができると、本人たちの情動は安定し、それでやっと本人たちの個性を上手に活かせるようになるのです。
周囲の人たちへの情動安定のプログラムとはどのようなものか、を体験したい方は毎月1回行っている弊社の公開セミナーにお越しください。
あなたの現在のストレスを数値化しそれが改善される簡易ワークを体験していただきます。
扁桃体を安定化させるメンタルトレーニング対策とはどのようなものか。ご興味ある方は、8/29 (水)15時~17時までで、公開セミナーを行いますので、いらしていただければ幸いです。主に経営者、メンタル責任者の方がたくさん来られるセミナーです。
某上場企業では3年半うつ休職再発率0%に貢献し、また、某プロ野球ピッチャーの2017年16勝という結果にも貢献した手法です。
ご都合がつかない方は、お問い合わせフォームかメールでお問い合わせください。ご説明します。
★前回満員御礼セミナー! 2018年9月227日(木)15時~17時。申し込み法など、詳しくは以下のリンクをクリック。参加費3000円。会場・東池袋。
「前回満員御礼! 中間管理職のストレスを生産性向上に結び付ける、脳科学に基づくメンタルパフォーマンスアップトレーニング」
定員20名。参加費・3000円 対象・自社社員のメンタルを強化したい経営者、およびそれに準ずる方。
*上記申込先は、フェイスブックになっておりますが、以下のお問い合わせフォームから申し込んでいただくことも可能です。
弊社が行っている心理療法は、以下のような特徴があります。
1.うつ、メンタル不調の原因を明確にしており、その解決策も明確化している。
2.心理療法実施前後の改善状況を数値化できる。
この心理療法は、情動の発生装置である扁桃体にダイレクトに働きかけ、うつ、メンタル不調の原因である慢性的な不安、恐怖感情を鎮静化するところに最大の特徴があります。
現在、多くの企業では、うつ、メンタル不調の再発を止められないという問題を抱えておりますが、それは扁桃体の過活動を止められないということからきていると考えています。
日本で企業向けにこの心理療法を行っているのは弊社のみであり、また、この心理療法は厚労省のメンタルヘルスHP「こころの耳」でも紹介されている信頼性のあるものです。
御社の産業カウンセラーにスキルアップをさせたいと思われる、経営者、メンタルご責任者の方はぜひご参加いただければ幸いです。
また、弊社では企業向けに産業カウンセラーの教育メニューもご用意しております。ご興味ある方はお問い合わせフォームからお問い合わせください。
弊社は某上場企業では3年半の間、初回うつ休職者再発率0パーセントに貢献しました。セルフメンタルパフォーマンスアップ力向上という指導で十分、メンタル予防とメンタルパフォーマンスアップは可能なのです。
ご興味ある方はお問い合わせフォームからどうぞ。
弊社は、日本で唯一、本人が無自覚な感受性を担っている脳内の情動発電装置である「扁桃体」にダイレクトの働きかけて、うつ、メンタル不調の原因である、慢性ストレスを解決し、心理課題を生産性向上、働き方改革へ解決ていくサービスを提供している会社、です。
以上
2018/08/30