企業メンタルご担当者様向け情報「幸福になれば健康になる、という仕組みがわかれば目指す方向が明確になる」
★中小企業を応援する(株)オンリーストーリー様に取材していただき、WEBに弊社紹介記事を掲載していただきました。
★現在、9/2(土)にビジネス雑誌プレジデントのWEB版雑誌である、プレジデントオンラインに、私の記事「うつ、メンタル不調を解決する脳科学心理療法」の記事が4回シリーズで連載されています。
編集部から連絡があり、非常に多くの方に読まれているようです。興味あったら読んでみてください。
■4回目原稿(2017年9月25日(土))
■3回目掲載(2017年9月16日(土))
■2回目掲載(2017年9月9日(土))
■1回目掲載(2017年9月2日(土))
現在、専門家をはじめ多くの方々がうつ、メンタル不調は「寛かい」はできても解決できないと思っていると思いますが、きちんと解決できるのですよ、ということをビジネスマンたちに伝えたいなと思い、書きました。
<以下からブログ本文>
昨今健康経営をというコンセプトがすっかり定着しましたね。ところで私は、今の「病気直し型」の健康経営には、一抹の疑問を感じている立場です。
良くあるような、メタボ解消のために社内で一斉にウォーキングの歩数を競うとか、禁煙を促進するとか、食べ物を減らすとか、などです。
なぜかというと、ストレス学の立場から言うと、なぜメタボになるのか、なぜ必要以上に喫煙するのか、なぜ食べ過ぎるのか、には理由があるからです。それはなにかというと、
「これらの背後には、慢性ストレスがあるから」です。
慢性的なストレスがあるので、自分自身を癒すために食べ過ぎるのであり、また、慢性ストレスがあるから自分を癒すために喫煙をしすぎるのです。
ニコチンはヒーリング物質だったということご存知ですか? あの快感物質を使って、慢性ストレスを癒しているのです。
たくさん食べすぎる人は大量に飲み食いすることで、自分自身を癒してるのです。ストレス学的には、タバコも、食べ過ぎも快感物質ドーパミン依存状態なのです。
これを単に、やせろ、食べ物減らせ、酒飲むな、禁煙しろ、とやるといったいどういうことになるでしょうか?
一時的には食べ物を減らし、禁煙するでしょうが、慢性ストレスは消えないので、結局、他のことをしてその慢性ストレスを癒さざるを得なくなるのです。
例えば、禁煙者は甘いものをすごく食べるようになったり、メタボで食べ物を無理やり減らした人は、今度は喫煙するようになったり、かけ事にはまったり。
日本代表にもなった元マラソン選手が、万引きで逮捕されましたのは皆さんご存知でしょう。あれは、慢性ストレスをコントロールできなかったということです。
あの選手に、万引きするな、という指導をしただけでは、万引きはしないでしょうけれども、別のもので自分を癒さざるを得なくなるのです。
万引きする快感で自分の苦しさを癒していたのです。
喫煙者は減った、メタボは減った、という現象だけでは、それはストレス学の立場から言うと、慢性ストレス対策をしなければ、それは単に、別のものに置き換わることを推し進めたに過ぎないのです。
ではどうすればよいのか。それは、人を幸福にするということを推し進めることです。
幸福になれば誰しも、脳内では快感物質ドーパミンや情緒安定物質セロトニンが出るのです。
幸福になれば、人は食べ物や酒やたばこやセックスなどに依存せずに済むのです。
こうなれば自動的に、健康になるのですね。精神的にも活力は出るし、職場が明るくなる。うつ、メンタル不調も減ってくる。
よいことばかりになります。
実は弊社は、最近指導を受けている、幸福学研究の第一人者・慶応大学の前野隆司教授とコラボして、3/21に「shiawase3.0」のイベントを開催するお手伝いをすることになりました。
このイベントは昨年度は慶応大学で主催され、約1500人が来場されました。今年は武蔵大学で開催されます。
社員を幸福にすることにご興味がある方は、ぜひこのイベントにお越しください。詳しいスケジュールが決まり次第、ご案内します。
御社でも社員の幸福度を高めることで、社員の働き甲斐を高め、メンタル不調を減らしていく教育を導入していきませんか?
ご興味ある方はお問い合わせフォームからどうぞ。
弊社は、日本で唯一、本人が無自覚な感受性を担っている脳内の情動発電装置である「扁桃体」にダイレクトの働きかけて、うつ、メンタル不調の原因である、慢性ストレスを解決し、心理課題を生産性向上、働き方改革へ解決ていくサービスを提供している会社、です。
2018/12/18