企業メンタルご担当者様向け情報「 身体が感情を作っている、ことがわかるとメンタルは解決できる」
★中小企業を応援する(株)オンリーストーリー様に取材していただき、WEBに弊社紹介記事を掲載していただきました。
★現在、9/2(土)にビジネス雑誌プレジデントのWEB版雑誌である、プレジデントオンラインに、私の記事「うつ、メンタル不調を解決する脳科学心理療法」の記事が4回シリーズで連載されています。
編集部から連絡があり、非常に多くの方に読まれているようです。興味あったら読んでみてください。
■4回目原稿(2017年9月25日(土))
■3回目掲載(2017年9月16日(土))
■2回目掲載(2017年9月9日(土))
■1回目掲載(2017年9月2日(土))
現在、専門家をはじめ多くの方々がうつ、メンタル不調は「寛かい」はできても解決できないと思っていると思いますが、きちんと解決できるのですよ、ということをビジネスマンたちに伝えたいなと思い、書きました。
<以下からブログ本文>
脳磁図という研究があります。これによると、私たちの脳は、対象物が「見える」前に、感情は発生しているのです。
対象物が見えるとは、目から入った信号が後頭部の視覚野に到達することを意味します。これに約100/1000秒かかります。
ところが、感情の派生装置である扁桃体は、40/1000秒で反応しているのです。ということは、見えていないのに、感情が発生しているということになります。
一般的な心理学では、見えた後で感情は発生する、と考えています。
例えば、職場で苦手な人を見たから、「嫌だな」「むかつく」「こわい」などの感情がわく、と考えているのです。
だからこそ、その原因を分析するという、アプローチをしています。
弊社でも’90年代に行っていた、認知行動療法はまさにこういうことを行います。
認知行動療法は保険点数化されていることもあって今、広まっていますが、わかっている人はわかっています。認知行動療法ではうつ、メンタルは解決できないな、と。
なぜか。
それは、先ほど説明したように、感情は「見る」前に発生している、という脳科学的な事実があり、認知行動療法ではこれに対応できないからです。
見える前に発生する感情をいくら分析しても、原因はわからないからです。
ではなぜ、見える前に感情は発生するのか。
弊社顧問でストレス学者である、筑波大学名誉教授、宗像恒次博士は次のように言っています。
「身体感覚の影響を受け、扁桃体は感情を発生させるからである。その反応スピードは1/1000秒の速さである」
私たちは、なぜだかわからないけれども、背中がぞくっとしたり、鳥肌がたったり、背中がヒヤッとしたり、しますよね。
こうした身体感覚は、そのまま感情を伴います。背中はぞくっとするというのは、怖さや不安などと関係します。鳥肌も、何かの感情と関係します。
背中がヒヤッとする、のも怖さとかなにかの感情と関係しますね。
身体感覚とは、音、光、温度、空間の広さ、狭さ、などの銀号で敏感に瞬時に反応します。
大きな音がしたら、びくっと体は反応しますね。夜中に暗い道を歩いていて、後ろで「カサッ」と音がしたら、びくっと反応するでしょう。
これが身体反応なのです。
うつ、メンタル不調になる人とは、こういう敏感な身体反応をもっているのであり、これが扁桃体を刺激し、不安、怖さ、などのマイナス感情を生み出し、これがストレスになるのです。
ですので、言い換えると、それだけ扁桃体が敏感だと言えるのです。こういう因果関係を知って、扁桃体に過敏さを安定化させるというメンタルトレーニングを行うことが、うつ、メンタル不調の改善対策になるのです。
こういった対策に、ご興味あったらお問い合わせフォームから問い合わせをどうぞ。
健康経営、というフレーズも世の中に本当に定着してきました。弊社も2019年2月25日には、「中小企業のための健康経営」という切り口で、社員の幸福度実現セミナーを行います。詳細は以下。
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こういった視点で具体的にはどういう施策を行ったらよいのかについて、2/25にセミナーを行いますので、ご興味があったらお越しください。
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弊社は、日本で唯一、本人が無自覚な感受性を担っている脳内の情動発電装置である「扁桃体」にダイレクトの働きかけて、うつ、メンタル不調の原因である、慢性ストレスを解決し、心理課題を生産性向上、働き方改革へ解決ていくサービスを提供している会社、です。
2019/03/26