メンタルトレーニングの現場から最新情報

企業メンタルご担当者様向け情報「”うつは心の風邪”というこ言葉のメリット、デメリットがわかれば、うつ、メンタルは解決できる」

★7/24 にセミナーを行います。200名以上の士業を束ねるTOMAコンサルタンツグループの会長であり、100年継続企業の著名コンサルタントである、藤間秋男氏とのコラボセミナーで、山本潤一がセミナーをさせていただきます。

「生産性を上げながらメンタル不調の解決する、キャリの視点でのメンタル対策」

参加費・3000円。参加する方々は、主に企業経営者、または人事・総務の責任者です。上記URLからお申し込みの際は、備考欄に山本の紹介とお書きください。

★中小企業を応援する(株)オンリーストーリー様に取材していただき、WEBに弊社紹介記事を掲載していただきました。

「日本メンタル再生研究所のオンリーストーリー」

★現在、9/2(土)にビジネス雑誌プレジデントのWEB版雑誌である、プレジデントオンラインに、私の記事「うつ、メンタル不調を解決する脳科学心理療法」の記事が4回シリーズで連載されています。

 編集部から連絡があり、非常に多くの方に読まれているようです。興味あったら読んでみてください。

■4回目原稿(2017年9月25日(土))

「うつを改善するあばたもえくぼ、の意味」

■3回目掲載(2017年9月16日(土))

「うつ改善に光イメージが効果的なワケ」

■2回目掲載(2017年9月9日(土))

「うつレベルを診断する1分間心理テスト」

■1回目掲載(2017年9月2日(土))

「なぜ、うつは再発するか」

 現在、専門家をはじめ多くの方々がうつ、メンタル不調は「寛かい」はできても解決できないと思っていると思いますが、きちんと解決できるのですよ、ということをビジネスマンたちに伝えたいなと思い、書きました。

<以下からブログ本文>

 「うつは心の風邪ですよ」とはよく聞く言葉ですね。

 

皆さんはこの言葉を聞いてどんな印象を持ちますか?

 

 

私は事の言葉を聞いたとき、2つのことを連想しました。

1点目は、「これで、敷居が低くなった分、カミングアウトしやすくなるな」ということです。

 

 

ちょっと前まで精神疾患とは、とんでもない病気みたいに思われていたことがあって、人前では徹底的に隠しておかなければならない、みたいに思っていた人もいたかもしれません。

 

 

でも、この言葉が普及されるにつれ、敷居が低くなったために誰もそんな風に思わなくなってきましたよね。これが最大のメリットだと思いました。

 

 

私だって人への恐怖心が非常に強かった時、最初は中学校の時でしたが、当時はそんなことを思っている人は自分自身聞いたことがなかったし、

 

 

親だってそんなことを聴いたことなかったようだったので、このことは絶対に人にばれてはいけない! みたいに思っていて、それがかえってものすごい恐怖心を強化していたのです。

 

 

 今みたいな時代だったら、もっと気軽に自分の悩みを人に打ち明けられたんじゃないかと思います。

 

 

でも一方、こんなことも連想しました。こちらはデメリットです。それは、

 

 

「風邪」というと、お医者さんに行って薬もらって、ゆっくり安静にしていましょう、みたいなイメージがありますよね。たしかに、普通に風邪ひいたときなんかはそういう風にしていればだんだん改善していくことでしょう。

 

 

でも、どうですか?

 

 

うつ、メンタル不調になったことがある人はわかると思いますが、お医者さんに行って薬もらって、ゆっくり安静にしていて(会社を休むなどして)、それで治ったでしょうか?

 

 

 それで治るのだったら、私のところにこんなにたくさんの人が来ないでしょう。皆、そうやっているのに状態が良くならないから、ネットでいろいろ調べて私のところに行きついて、やってこられるのだと思います。

 

 

 そうです。私が思うこの言葉の最大のデメリットは、うつ、メンタル不調の治し方について、完全に誤解させてしまうということです。

 

 

 安静にして、薬飲んでいれば治る、という誤解。

 

 

うつ、メンタル不調は、そもそもその人が、あるがままの自分から見て合わない生き方、働き方を続けていることから慢性的なストレスをため込み、その結果としてなるものなのです。

 

 

つまり、その原因を解決しないと治らないものです。何が自分の生き方働き方と会っていないのか、その原因を見つけ解決するにはどうしたらよいか、との答えを見つけ、それを実行していくこと。

 

 

これが解決法です。

 

 

「心の風邪です」という言葉によって、こういった根本的なものの見方をしなくなっていくこと。これが最大のデメリットだと思いますね。

 

 

 根本的な解決をしないままに薬をずっと飲み続け、いきなり断薬すると危険だからと言われ、確かにそうですが、そのままずっと飲み続け、やがて薬から離れられなくなる。

 

 

 安易な言葉には、必ずデメリットがあるのだということを、知っておきたいものですね。

 

 

私の心理療法の先生である、筑波大学名誉教授・宗像恒次博士の研究では、

 

「うつ、メンタル不調とは、慢性ストレスが引き起こす脳の慢性炎症である」

 

 

ということがわかっています。

 

 

つまり、慢性ストレスとは、脳の感情の中枢である扁桃体が主として発生させるネガティブ感情によって生み出されますが、これを放置しておくと、脳内に慢性的な炎症が起こり、それが神経破壊にもつながっていく可能性があるものだ、ということです。

 

 

 だからこそ、根本原因をきっちりと解決することが大事なのだ、ということなのです。

 

 

自分が自分らしく生きることを妨げているものが、感情の中枢と言われている扁桃体に過活動、です。これが過活動状態にあると、不安、恐怖、苛立ち、悲しみ、絶望、罪悪感、自責、無力感など、様々なマイナス感情を起こりすぎて、自分が自分でいられないような、心の状態になります。

 

 

あなたらしい生き方、働き方をできると、うつ、メンタル不調は解決します。そんな自分になっていきませんか?

 

 

  メンタル改善のマネジメントプログラムにご興味ありましたら、下記までお問い合わせください。

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 <新規セミナーご案内>

来たる7/24(水)に、200名以上の士業を束ねるTOMAコンサルタンツグループの会長であり、100年継続企業の著名コンサルタントである、藤間秋男氏とのコラボセミナーで、山本潤一がセミナーをさせていただきます。

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 最近では弊社のキャリア診断テストを用いて、社員の性格を把握して早めにいろいろなフォローをする、というようなキャリア指導に役立てるというような、ニーズが増えてきました。

こういったキャリア診断テスト導入や、その後の教育対策に、ご興味あったらお問い合わせフォームから問い合わせをどうぞ。

*お問い合わせ

弊社は、日本で唯一、本人が無自覚な感受性を担っている脳内の情動発電装置である「扁桃体」にダイレクトの働きかけて、うつ、メンタル不調の原因である、慢性ストレスを解決し、心理課題を生産性向上、働き方改革へ解決ていくサービスを提供している会社、です。

 

 

2019/06/29

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