メンタルトレーニングの現場から最新情報

企業メンタルご担当者様向け情報「働きがい向上、生産性向上と、うつ、メンタル対策は実は同じだ、ということがわかれば、最も効果的に行える」

<新着情報>12/10(火)15時~17時。無料公開セミナー開催。

「メンタル分析で社員のエンゲージメント、生産性をアップ!」

 弁護士、司法書士、社労士、税理士、行政書士、などの士業の集まりで業界最大手企業で、約10,000社の顧客を持つみらいコンサルティング株式会社様が主催で、この度、山本が講師を務めさせていただきます。対象は、経営層、またはそれに準ずる方々。

 詳しくはネットをどうぞ。

★中小企業を応援する(株)オンリーストーリー様に取材していただき、WEBに弊社紹介記事を掲載していただきました。

「日本メンタル再生研究所のオンリーストーリー」

★現在、9/2(土)にビジネス雑誌プレジデントのWEB版雑誌である、プレジデントオンラインに、私の記事「うつ、メンタル不調を解決する脳科学心理療法」の記事が4回シリーズで連載されています。

 編集部から連絡があり、非常に多くの方に読まれているようです。興味あったら読んでみてください。

■4回目原稿(2017年9月25日(土))

「うつを改善するあばたもえくぼ、の意味」

■3回目掲載(2017年9月16日(土))

「うつ改善に光イメージが効果的なワケ」

■2回目掲載(2017年9月9日(土))

「うつレベルを診断する1分間心理テスト」

■1回目掲載(2017年9月2日(土))

「なぜ、うつは再発するか」

 現在、専門家をはじめ多くの方々がうつ、メンタル不調は「寛かい」はできても解決できないと思っていると思いますが、きちんと解決できるのですよ、ということをビジネスマンたちに伝えたいなと思い、書きました。

<以下からブログ本文>

  先週11/14(木)に、産業医の紹介・派遣で業界大手である、さんぎょうい株式会社様に主催していただき、

「メンタルが起きる原因を数値化し、個人と組織の「働きがい」「幸福度」を高めて、生産性向上とうつ、メンタル改善を同時に達成するプログラムとは」

を開催しましたが、約50社の経営層、人事ご責任者の方々にお集まりいただきまして、盛況のうちに終了いたしました。

 その時に、一番強調してお伝えしたメッセージをここで少しご紹介すると、それは、

「働きがいが高く生産性向上と、うつ、メンタル対策は基本的に同じ原理なのですよ」

ということです。

多くの企業の中では、生産性向上とはマネジメント・教育の担当、うつ、メンタルは、健康管理センターとか、医療側の担当、というように分かれていることが多いと思います。

しかし、ストレス科学の視点に立つと、同じ原理で発生しているものなのに、対応が「縦割りで」分断されている。だからこそ、なかなかうまく行かないのだと考えます。

どういうことか。

まず、働きがいが高く生産性が高いという組織の特徴はというと、それは、2点あります。

 1点目は、弊社の持つ診断テストで言えば、情緒支援認知度の得点が高いということ。これはつまり、自分の気持ちをわかってくれる人がいる、というという認知の高い人がたくさんいるということ。

心理的安心感が高いということですが、グーグルも自社での調査では、生産性が高いというのは、心理的安心感が高いことが最も重要だ、と述べている通りです。

これはなんとなくわかるのではないでしょうか。

 2点目は、あるがままの自分を出せる度合いを調べている診断テストである、自己抑制型行動特性尺度と、対人依存型行動特性尺度の得点が低いということです。

 この二つが低いと、あるがままの自分の考え、気持ちを出すことをあまり恐れなくなり、その結果、本音の会話がたくさんなされるようになるため、問題解決が早く、それで働きがいが高い、生産性が高い、となるのです。

 逆にこの2つの尺度の得点が悪い組織は、働きがいが低く生産性が低い組織となるのです。皆が自分を出せず、わかってくれる人もいないとなりますが、そんな組織は、確かにそうなるのはお分かりでしょう。

 GTPW=Great Place To Work という働きがいの高い社員がいる会社を表彰する制度がありますが、100人以下の企業で3年連続1位をとっている企業は私がたまたま良く知っている企業で、アクロクエストテクノロジーと言いますが、

この会社で弊社の診断テストを行わせていただきましたのですが、ものの見事に、情緒支援認知度の得点は高く、自己抑制型行動特性尺度の得点は低いのです。

職場に安心感があり、皆が自分の気持ち思いを表現することにあまり恐れがない、という状態です。

 では、次に、うつ・メンタル不調とはどうしてなるのでしょうか? 

一般的には原因がよくわからないとされていますが、弊社顧問・ストレス学者である、筑波大学名誉教授・宗像恒次博士の研究であるストレス科学では明確です。それは、

周りの目を気にする度合いが高く、わかってくれる人がいない、という認知になっている人がなるのです。

 先ほどの弊社の診断テストで行くと、自己抑制型行動特性や対人依存型行動特性尺度の点が高く、そして情緒支援認知度の点が低いということです。

  つまり働きがい、生産性の高さと、うつ、メンタル不調の原因は同じなのです。

うつ、メンタル不調は、周りの目を気にし、わかってくれる人がいない、という心理状態の人がなりますが、こうなると、内分泌、自律神経の乱れ、免疫に乱れなどが起きます。

 たとえば、副腎皮質から副腎皮質ホルモンが分泌され、また、脳の免疫と言われるミクログリアという組織から、炎症性サイトカインという物質が分泌されるなどして、脳の神経組織に炎症が引き起こされるのです。

 特に、うつが長期化している人は、海馬という短期記憶を担う組織に損傷が起こると、今言ったことを覚えていない、書類の文字が頭に入らない、テレビを見ても、内容が入ってこない、などの症状になったりします。

 でも、これは「周りの目を気にしすぎる」という状態、つまり脳内の感情の中枢と言われ、周りの表情に敏感に反応するという特徴を持つ扁桃体の過敏性から作り出されるもので、これにより先ほどの様々なストレスホルモン、炎症性物質が脳を攻撃した結果なのです。

 だから、あるがままの自分を出す、周りにわかってもらえているという心理的安全感を取り戻すと、うつ、メンタル不調は改善します。

 結論は、結局、働きがい向上、生産性向上、うつ、メンタル不調の原因は同じなのですよ、ということです。

 会社からの支援を希望する人には、扁桃体を安定させるという指導を行えば、メンタルは改善しますし、希望しない高ストレス者には、マネジャー層に自分の部署の働きがい、幸福度を高めるマネジメントスキルを押し言える、というマネジメント教育を行うことで、組織の心理的安全感を高める。

 こういう対策をとることで、働きがい向上、生産性向上、うつ、メンタル不調対策は、同時に行うことができるのです。

 ご興味があったら、弊社にお問い合わせください。

*お問い合わせ

<新着情報>12/10(火)15時~17時。無料公開セミナー開催。

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 弁護士、司法書士、社労士、税理士、行政書士、などの士業の集まりで業界最大手企業で、約10,000社の顧客を持つみらいコンサルティング株式会社様が主催で、この度、山本が講師を務めさせていただきます。対象は、経営層、またはそれに準ずる方々。

 詳しくは以下をクリックしてみてください。

「メンタル分析で社員のエンゲージメント、生産性をアップ!」

 弊社のメンタル診断テストを用いて、職場の働きがい、幸福度を向上させながら、うつ、、メンタルも改善していく、というニーズが増えてきました。

こういったキャリア診断テスト導入や、その後の教育対策に、ご興味あったらお問い合わせフォームから問い合わせをどうぞ。

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弊社は、日本で唯一、本人が無自覚な感受性を担っている脳内の情動発電装置である「扁桃体」にダイレクトの働きかけて、うつ、メンタル不調の原因である、慢性ストレスを解決し、心理課題を生産性向上、働き方改革へ解決ていくサービスを提供している会社、です。

2019/11/17

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