メンタルトレーニングの現場から最新情報

脳科学とストレス科学に基づくメンタル活性化法「発達障害の社員を上手に使い、生産性を上げる脳科学メソッド&仕組み作りとは」

<新着情報>

*以前から多くの経営層の方々からお問い合わせいただいている、発達障害についてのセミナーを開催します! 多くの社員を改善に導いてきた、その目からうろこの脳科学的メソッドとは。

★7/29(木) 15時~16時45分 ZOOMセミナー

「発達障害社員の生産性を向上させる、脳科学メソッド&仕組み作り法」

チラシはこちらのリンクから。

お申し込みはこちらのリンクから。

★中小企業を応援する(株)オンリーストーリー様に取材していただき、WEBに弊社紹介記事を掲載していただきました。

 

「日本メンタル再生研究所のオンリーストーリー」

 

★現在、9/2(土)にビジネス雑誌プレジデントのWEB版雑誌である、プレジデントオンラインに、私の記事「うつ、メンタル不調を解決する脳科学心理療法」の記事が4回シリーズで連載されています。

 

 編集部から連絡があり、非常に多くの方に読まれているようです。興味あったら読んでみてください。

 

■4回目原稿(2017年9月25日(土))

 

「うつを改善するあばたもえくぼ、の意味」

 

■3回目掲載(2017年9月16日(土))

 

「うつ改善に光イメージが効果的なワケ」

 

■2回目掲載(2017年9月9日(土))

 

「うつレベルを診断する1分間心理テスト」

 

■1回目掲載(2017年9月2日(土))

 

「なぜ、うつは再発するか」

 

<以下からブログ本文> 

 はったつ障害は、多くの専門家、および経営者、人事ご責任者の方が

 

「脳のもともとの気質的な傾向」で、改善できないもの、と思っています。

 

 

 できるのは、そんな自分とうまく付き合うとか、いろいろな仕事上のルールを細かく作ってそれに合わせていく、ことが大事とか。

 

 

ちなみに、はったつしょうがい、とひらがなで書いているのは理由があります。

 

 

英語では、「Developmental Disorder」と書くのですが、この英語の中には、障害、を意味する単語などないのですね。

 

 

 障害とは、Disability です。Disorderとは、ネットで見ると無秩序とか、そういう訳が出てきますね。

 

 

あくまで、秩序がないように見える状態、というような意味だと思いますが、

 障害という意味は、この単語にはありません。

 

 

障害という文字を入れると、まるで障害者みたいな連想をさせます。

本当に良くない日本語だと思います。

 

 

英語には障害の意味は入っていないのに、誰がこんな日本語名称を作ったのでしょうか。社会的な偏見を作り出しますね。

 

 

さて話を戻すと、多くの方ははったつしょうがいは、もう改善できないもの、と思っています。

 

 

本当にそうでしょうか?

 

 

何故かというと、弊社が実施しているメンタルトレーニング法&組織の仕組み作りプログラムを受けに来た人の中には、

 

 

お医者さんにはったつしょうがいと言われた、という方が多くいるのですが、

 

 

扁桃体を安定化するこちらの手法を行うと、はったつしょうがいを意味する心理テストの得点が、標準値に改善するからです。

 

 

 私のところに来たある30代のビジネスマンは、コンピュータの仕事をしていましたがお客さんと打ち合わせをしているときに、泣いてしまう、と言ってそれが悩みでうつになっていました。

 

 

*個人が特定できないように、話を少し変えています。

 

 

 自閉スペクトラム=AQ尺度(Baron Coen)、というはったつしょうがいを測定する心理テストを使って測定すると、37点でした。

 

 

この診断テストは、33点以上と取るとお医者さんが「高機能自閉症」とか「アスペルガー」などと診断することが多いと言われています。

 

 

 33点以上取ると、意識が一点に集中するという傾向が強まり、

 

 

話の全体像が分からない、2つか3つの同時並行処理が苦手、相手の表情が見れない、その場の空気が読めない、あることに非常にこだわるあまり全体が見えなくなる、

 

 

など、いろいろなことが起こり、それが仕事上だと周りの人といろいろな摩擦が起きるのです。

 

 

この男性も、お客さんの話の内容がよくわからないという心理状態に陥っていたのですね。

 

 

実は、もう一つのこちらの心理テストで行くと、はったつしょうがいの方は、

自己抑制型行動特性尺度、と自己否定感尺度、の得点が非常に高い、

 

 

という特徴があります。この男性も、二つとも非常に高い得点でした。この二つの尺度は、ストレス学者である筑波大学名誉教授・宗像恒次博士が開発したものです。

 

 

前者のテストは、親の顔色を非常に伺って自分自身を押し殺して生きてきた度合いを調べています。後者の心理テストは、その結果として自己否定感が非常に強い、という心理状態になることを意味します。

 

 

親が非常に社交的だったとします。一方、子供があまりしゃべらず一人で遊ぶのが好き、だとします。よくありますよね。

 

 

すると、親は良かれと思ってしまい自分の価値観を押し付けてしまうことがよくあるので、

 

もっと明るく振舞え、とか、もっと速く話せ、とか、人前に出てリーダシップを発揮しろ、もっと空気を読め、とか、言いますよね。

 

すると、親の顔色を非常に伺う、という傾向が強くなり、その結果、不安やパニックが強くなり、自分はだめだ、という自己否定感が強くなるのです。

 

 

 脳科学的に言うと、脳内の情動の中枢である扁桃体が、過剰に興奮する、ということです。脳は、相手に表情に非常に反応しますので。

 

 

何が言いたいかと言うと、はったつしょうがいとは、一般的にはほとんど知られておりませんが、

 

 

親子関係が非常に色濃く影響した結果作られた部分が大きい、ということです。

 

 

この男性も、親に厳しくしつけられてきたのですね。

 

 

扁桃体は、親の顔表情の影響を大きく受けますので、この男性に扁桃体を安定させる心理療法を約16時間行ったのです。

 

 

その結果、AQの得点は15点になりました。

 

 

15点と言うと普通の人と変わりない得点です。自己抑制尺度と自己否定感尺度の得点も、標準レベルになりました。その結果どうなったか。

 

 

 彼はこう言いました。

 

 

相手の話を俯瞰(ふかん)できるようになりました。言っている意味がだんだん分かるようになり、泣くことはなくなりました。

 

 

こうなれるのですね。

 

 

はったつしょうがいには、扁桃体の感受性が過敏すぎる問題はあります。これを安定させると改善していくのです。

 

 

このことは、ほとんど知られていない事実ですね。

 

7/29 15時から16時45分で、はったつしょうがい社員を上手に扱い、生産性を向上させるをテーマに、ZOOMセミナーを開催します。

 

 

実例など入れて開催しますので、ご興味ある方はご参加ください。

 

チラシはこちらのリンクから。

お申し込みはこちらのリンクから。 

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<新着セミナー情報>

*以前から多くの経営層の方々からお問い合わせいただいている、発達障害についてのセミナーを開催します! 多くの社員を改善に導いてきた、その目からうろこの脳科学的メソッドとは。

★7/29(木) 15時~16時45分 ZOOMセミナー

「発達障害社員の生産性を向上させる、脳科学メソッド&仕組み作り法」

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 弊社のメンタル診断テストを用いて、職場の働きがい、幸福度を向上させながら、うつ、、メンタルも改善していく、というニーズが増えてきました。

 

こういったキャリア診断テスト導入や、その後の教育対策に、ご興味あったらお問い合わせフォームから問い合わせをどうぞ。

 

*お問い合わせ

 

弊社は、日本で唯一、本人が無自覚な感受性を担っている脳内の情動発電装置である「扁桃体」にダイレクトの働きかけて、うつ、メンタル不調の原因である、慢性ストレスを解決し、心理課題を生産性向上、働き方改革へ解決ていくサービスを提供している会社、です。

 

2021/07/12

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