脳科学とストレス科学に基づくメンタル活性化法「"日本人的関係の質"の向上が、生産性を向上させ、うつ、メンタルを改善する」
<新着情報>
*8/18(水)15時~16時半ZOOMセミナー開催!
「うつを改善し、生産性も向上させる、パワハラ対策も併せての対策セミナー」
→当セミナーは、社会保険労務士・近藤晶代さんとのコラボセミナーです。法律的な解説も聞けますよ。
★中小企業を応援する(株)オンリーストーリー様に取材していただき、WEBに弊社紹介記事を掲載していただきました。
「日本メンタル再生研究所のオンリーストーリー」
★現在、9/2(土)にビジネス雑誌プレジデントのWEB版雑誌である、プレジデントオンラインに、私の記事「うつ、メンタル不調を解決する脳科学心理療法」の記事が4回シリーズで連載されています。
編集部から連絡があり、非常に多くの方に読まれているようです。興味あったら読んでみてください。
■4回目原稿(2017年9月25日(土))
「うつを改善するあばたもえくぼ、の意味」
■3回目掲載(2017年9月16日(土))
「うつ改善に光イメージが効果的なワケ」
■2回目掲載(2017年9月9日(土))
「うつレベルを診断する1分間心理テスト」
■1回目掲載(2017年9月2日(土))
「なぜ、うつは再発するか」
<以下からブログ本文>
’90年代に入ってから、明らかに日本の組織は変わったのではないかと思います。90年に新入社員として社会に出た人は、現在、50歳代前半くらいになっておられるのではないかと思います。
企業の中で言えば、役員とか、管理職になっていおられる年代かもしれませんね。
私は現在63歳ですから、社会人になったのは確か1982年ころで、そのころはまだ、古き良き時代の日本の組織風土というものが企業の中に色濃く残っておりました。
社員旅行としての温泉旅行がありましたし、毎晩のように残業があってそのあと先輩たちと夜遅くまで飲みに行くとか、
なんか悩みがあると、やはり夜遅くまで先輩に誘われて飲みに行ってそのまま、どこかに泊まるとか、
ある意味、暑苦しい人間関係でもありましたが、人情味があり、面倒見がよい、という日本的な組織風土でした。
うつ、メンタル不調の人なんて、見たことがなかったのですね。何かあったらすぐに察してくれたし、面倒見がよいのですから、うつ、になんてならないのです。
ところが90年代に入り、世界的な株価暴落が起こり、日本経済もボロボロになって日本の経営者は、合理化の名のもとに、
マネジメントに何でもかんでも、当時のグロ―バルスタンダード、いわゆるアメリカンスタンダードを取り入れるようなります。
終身雇用の廃止、年功序列の廃止、成果主義、自己責任、など。
ある意味当然と思われるかもしれませんが、これで日本の組織は、人間関係のつながりが壊れ、
自分だけがよければよい、とか、短期的に結果が出なければすぐにクビを切ってもよい、とか、非常に冷たい感覚の人が増えた結果、
97年には自殺者が3万人を超えるに至ったのです。
しかし、最近では見直す風潮が表れ始め、知っている方は知っているとは思いますが、
「関係の質」を重視したい、と考える経営者、人事責任者も増えてきました。
関係の質とは、米国の学者、ダニエル・キムが提唱する理論で、
「(人間)関係の質」が変われば、「思考の質」が変わり、そして「行動の質」が変わり、最終的に「結果の質」が変わる、
という理論です。
よって、関係の質を変えていきたい、と考え始めている経営者は一定数、出始めてきたのですね。ただ、です。
私の目から見ると、というか、弊社の独自の診断テストで計測すると、十分には数値向上できていない企業が多いと思います。
どういうことかと言うと、日本人である私たちが、十分に関係が深まったという関係性が、作れていないということです。
経営者や、人事責任者は取り入れているのに、です。これはどういうことかと言うと、
一言で言うと、
日本人がかつて、関係の質が高く感じていた80年代のマネジメントはどのようなものであったか、私たちは忘れてしまった、ということだと思います。
90年代に入り日本は少しづつ壊れ始めましたが、今ではもう30年もたっています。30年もたつと、人は皆、忘れてしまうのだと思います。
かつて、アナログ的に察し合うという感情的なつながりとはどのようなものであったのか、ということを。
よく、企業の中で技術の継承が途切れてしまうと、消えてしまうということがあるように、マネジメント、人間関係を成り立たせているた、日本人の関係の質はどのようなものであったのか、
私たちは忘れてしまったということなのだと思うのです。だからなかなか再現できていないのです。
今は、温泉旅行なんてやらないし、飲み会すらめんどくさがる。すごいところでは数字が上がらないと、すぐに評価が下がるとか、それどころかテレワークですよね。
完全に日本人のきづなが分断されているのです。
だから当然のように生産性は下がりますし、当然、国力も低下するのだと思いますね。
私たちは、欧米人より非常にデリケートです。感情を察し合うという、という独特なコミュニケーションによって、関係の質を作り上げてきました。
今、企業の中に入ってきているコミュニケーションテクニックは、欧米のものが多く、日本人の「関係の質」を作り上げるには、
かなり浅いと思います。欧米人のように、感情を表現しあう民族なら欧米的なテクニックでよいと思いますが、基本的に不安が強い私たちは、
非常に丁寧な、そして深い感情交流や長期的な信頼関係や、単にお金を超えた価値観がないと、安心して心を開きません。
この部分を、忘れてしまったのが今の私たちなのです。
これは診断テストで数値で現れるのです。ある意味、びっくりされることが多いのです。なぜなら多くの企業は、コミュニケーション教育に力を入れているところが多いからです。
しかし、日本人の心を開かせ、関係の質を作り上げるには、まだ足りないということを数値は表しているのです。
だからこそ、コミュニケーションがかみ合わない、生産性が向上しない、チームークが効率よく機能しない、部下が心を開かない、思いどおりにならないからパワハラになる、
わかってくれないからうつ、メンタル不調が多発する、
などのことが起きるのです。
アサーション教育や、コーチング教育、リスニング教育、をなどをやっている企業は多いと思います。それは大事です。が、
そんなに簡単には、日本人は変わりませんよ、ということです。数値がそれを表しているのです。
では、どうすればよいのか。このことについて、8/18に、社会保険労務士の近藤 晶代さんとコラボで、ZOOMセミナーを開催します。
特に来年4月からは、中小企業もパワハラ対策は義務化されますね。今回のセミナーは、私たち日本人が忘れてしまったコミュニケーションをどう取り戻すか、に焦点を当て、うつ、生産性を向上させ、パワハラ対策をどう行うか、というテーマで、行います。
ご興味あったら、ご参加ご検討ください。
*8/18(水)15時~16時半ZOOMセミナー開催!
「うつを改善し、生産性も向上させる、パワハラ対策も併せての対策セミナー」
→当セミナーは、社会保険労務士・近藤晶代さんとのコラボセミナーです。法律的な解説も聞けますよ。
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<新着セミナー情報>
*以前から多くの経営層の方々からお問い合わせいただいている、発達障害についてのセミナーを開催します! 多くの社員を改善に導いてきた、その目からうろこの脳科学的メソッドとは。
★7/29(木) 15時~16時45分 ZOOMセミナー
「発達障害社員の生産性を向上させる、脳科学メソッド&仕組み作り法」
弊社のメンタル診断テストを用いて、職場の働きがい、幸福度を向上させながら、うつ、、メンタルも改善していく、というニーズが増えてきました。
こういったキャリア診断テスト導入や、その後の教育対策に、ご興味あったらお問い合わせフォームから問い合わせをどうぞ。
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弊社は、日本で唯一、本人が無自覚な感受性を担っている脳内の情動発電装置である「扁桃体」にダイレクトの働きかけて、うつ、メンタル不調の原因である、慢性ストレスを解決し、心理課題を生産性向上、働き方改革へ解決ていくサービスを提供している会社、です。
2021/08/09