脳科学とストレス科学に基づくメンタル活性化法「”察するスキル”があるリーダーを育てることが、生産性を改善し、うつ、メンタルを改善し、パワハラをなくしていく」
<新着情報>
★1/27(木)15時半~17時。新着ZOOM無料セミナー開催。
「生産性向上、パワハラ防止、うつメンタル改善のキモ。発達障害の才能を生かす」
講師・脳科学メンタルトレーナー、日本メンタル再生研究所 所長・山本潤一
*発達しょうがいは、2次障害として「うつ」などを発症していない限り、それは才能です。弊社顧問、ストレス学者・筑波大学名誉教授・宗像恒次博士の脳神経学、遺伝学の研究によると、発達しょうがいは、
遺伝的気質とストレス耐性度の組み合わせによって作られていることがわかっています。端的に言うと、
本人と周囲の方のストレス耐性度を向上させると、「迷惑だった人」が「生産性の高い個性的な人」へと、変えることができるのです。このことは、まだほとんど知られていない事実です。
多くの企業では発達しょうがいのグレーゾーン、たとえば自閉スペクトラムは約40%、ADHのグレーゾーンの人は、約60%存在することがわかっています。扱い方のわからない変な人を、生産性の高い個性的な人へ変えていきませんか?
これが本当の意味での、タレントマネジメント=ダイバーシティではないでしょうか。
★中小企業を応援する(株)オンリーストーリー様に取材していただき、WEBに弊社紹介記事を掲載していただきました。
「日本メンタル再生研究所のオンリーストーリー」
★現在、9/2(土)にビジネス雑誌プレジデントのWEB版雑誌である、プレジデントオンラインに、私の記事「うつ、メンタル不調を解決する脳科学心理療法」の記事が4回シリーズで連載されています。
編集部から連絡があり、非常に多くの方に読まれているようです。興味あったら読んでみてください。
■4回目原稿(2017年9月25日(土))
「うつを改善するあばたもえくぼ、の意味」
■3回目掲載(2017年9月16日(土))
「うつ改善に光イメージが効果的なワケ」
■2回目掲載(2017年9月9日(土))
「うつレベルを診断する1分間心理テスト」
■1回目掲載(2017年9月2日(土))
「なぜ、うつは再発するか」
<以下からブログ本文>
皆さんもすでに十分ご承知かもしれませんが、最近、非常に人に対する課題を言われる経営者が多くなったと思います。
「せっかく採用したのにすぐ辞めてしまう 」
「なんで皆、もっと自発的に動かないのか」
「もっと前向きに動いてアイデアを出してくれないと会社の将来が危うい」
「なんでパワハラがこんなに多いのか」
「なんでうつ、メンタルが多く出るのか」など。
皆さんはどう思いますか? 私は、今のマネジャークラスが日本人の「心」を動かずマネジメントのやり方を忘れてしまったらだ、と確信を持っています。
なぜなら、弊社の独自の診断テストで見ると、1990年の数値に比べて最近の企業の数値が明らかに、良くないのがはっきりと出ているからです。
弊社の独自のパーソナリティ診断テストで見ると、もともとの私達、日本人のパーソナリティは、
依存的で、周りの顔色を気にして本音の感情表現を抑える、というパーソナリティの人がほとんどで、
そうじゃない、自己表現型の人はいることはいますが、約10パーセント程度であることがわかっています。これは決して悪いことではありません。
理由はこれから述べます。
依存的で感情抑制的、と書くとマイナスのイメージを持つ方も知れませんね。だからダメなんだ、と。
日本人は、「察し合う」というコミュニケーションをするのです。欧米は違いますね。言語化しないものは認めない、というようなコミュニケーションです。
しかし、この察し合う、という私たちのコミュニケーションによって、私たちはすごい発展をしてきたのを覚えてますか?
1945年。戦争に負けて日本はボロボロになりましたね。東京は大空襲で10万人以上も亡くなりましたし、全国の地方都市も同様で、
あたり一面焼け野原。
食べ物はないし、預金はハイパーインフレで紙くず同然になり、若者は300万人くらい亡くなったそうなので労働力不足。
しかし、です。その19年後、1964年には東京オリンピックが開催されたのを存知ですよね。しかし、その時には、新幹線が開通しています。そこまで奇跡に復活を遂げているのです。
で、70年代は絶頂期を迎え、「ジャパン アズ ナンバーワン」という本が出版されたのは1978年です。
戦後、32年でナンバーワンとまで言われるようになったのですね。
今の日本人は創造性に欠ける? 積極性がない? 本当でしょうか?
世界的に株価が暴落して大不況になった1990年あたりから、日本では今までの日本のやり方はだめだ、ということで、
アメリカ型マネジメント、グローバリゼーションを導入し始めました。
終身雇用廃止、年功序列廃止、成果主義、リストラ、自律、自己責任、個の自立、など。
で、どうでしょうか?
今2022年ですから、32年たって日本は豊かになりましたか?
全然だめですよね。ここ20年は実質平均賃金は下がりっぱなし。先進国の中でGDP成長率が0%なのは日本だけです。
一体なんですか? この惨状は?
日本人がダメなんじゃない。それは戦後の歴史が証明していますよね? だとしたら90年代以降の「やり方」、つまりマネジメントのやり方が間違った、ということだと思います。
皆さんご存知のように、90年代に入って自殺率は3万人を超えましたよね。
それは先ほども述べました、「行き過ぎたグローバリゼーション」、別の言い方では、「行き過ぎた欧米型マネジメント」です。
欧米型のコミュニケーションとは、「自己表現型」です。つまり、すべてが「言語化」して、主張しないと認めてもらえない、というもの。
そして、自己責任であり、自律であります。だから結果が出なければ自己責任で、成果主義、当然、評価は下がるし、リストラ対象になるし、降格・減給対象になる。年功序列なんて関係ないし、そもそも終身雇用なんてない。
日本人は、欧米人と全くパーソナリティが違うことをご存知ですか?
弊社が実施している、自己抑制型行動特性尺度という「周りの顔色を見て自分の感情を抑え込んでしまう度合い」を見ると、
外資系企業で行った結果では、アメリカ人はだいたい3,4点なのに対し、日本人の平均点は、9.8点です。
9.8点もある日本人に対し、自律、自己責任、成果主義、リストラ、なんてやったらどうなると思いますか?
恐れで委縮してしまって、多くの日本人は、なにも発言しなくなるか、言われたこと以外はしなくなるか、指示待ちになるか、モティべ―ションは下がるか、もしくは、うつ、メンタルになるか、離職するか、パワハラを起こすでしょう。
当然のことです。
このことが理解されていないと思います。なぜなら、1990年に入社した人は2022年には54歳。
役員とか、部課長になっていますよね。つまり、「察し合い」が成立していて、そのことでパフォーマンスが非常に良かった、かつてのマネジメント法を、もはや知らない人ばっかりになってしまったのです。
自立、自己責任、成果主義で生き残った人が今、企業の管理職なのであり、多くの日本人は、依存的ですから(これが悪いわけではありません)、
こういう人たちをうまく使うマネジメント法がわからない人たちばかりが管理職になってしまったのですね。だから、うつ、メンタルも多く発生する。
かつてのリーダーは、部下の身持ちを「察する能力」が高く、
部下の気持ちを察しながら適宜、配慮しながら強弱をつけて部下を指導し、または、部下の気持ちを汲み取りながら、部下をうまく生かしながらモティベーションを高めるのが上手でした。
と言うか、これをするのが現場リーダーの仕事だったのですね。
しかし、いま、これができる上司がなかなかいないと思います。弊社の診断テストの点にそれは如実に表れています。
自立的すぎる現場リーダーは、そもそも部下の気持ちがよくわからないでしょう。すると、部下の気持ちを「察して」指導する、ということができないはずです。もちろんすべての人ができないとは言いません。うまい人はいるでしょう。
しかし、多くの現場リーダーはそれができないでしょう。
だからこそ、いろいろな人の課題が起きるのです。
今こそ、現場リーダーには、「察するスキル」を身に着けさせて「察する能力」を高いマネジメントを行いませんか。
終戦後、たったの19年で、日本は復活したのですから。
1/27(木)15時半~17時、でこのことに関する新春ZOOMセミナーを行います。ご興味あったらご参加ください。
★1/27(木)15時半~17時。新着ZOOM無料セミナー開催。
「生産性向上、パワハラ防止、うつメンタル改善のキモ。発達障害の才能を生かす」
講師・脳科学メンタルトレーナー、日本メンタル再生研究所 所長・山本潤一
*セミナーの参加が難しい方で、セミナーのご興味ある方へ。
日本メンタル再生研究所 山本まで。お気軽にお問い合わせください。
30分ほどのZOOMミーティングをしませんか? 以下のメールへどうぞ。
terumicompany@gmail.com 担当・山本
弊社は、日本で唯一、本人が無自覚な感受性を担っている脳内の情動発電装置である「扁桃体」にダイレクトの働きかけて、うつ、メンタル不調の原因である、慢性ストレスを解決し、心理課題を生産性向上、働き方改革へ解決ていくサービスを提供している会社、です。
2022/01/23