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企業メンタルヘルスご担当者向け情報「本当の”職場環境つくり”が、うつなどのメンタルヘルス不調を予防する」

  メンタルヘルス不調を予防するにあたって、職場環境を改善することは非常に大切と思います。しかし、職場環境を改善するといった時に、多くの企業では誤解をしているな、と感じることが多くあります。

 なぜなら、職場環境改善といった時に多くの企業で行うことは以下のことが多いのではないかと思います。それは、

・パワハラ対策

・長時間労働の抑制

・コミュニケーションの改善

・福利厚生の改善   など。

まだいろいろとあると思いますが、メンタル再生研究所では、これらは確かに重要なのですが、本質的な職場改善ではないと考えています。では、本質的な職場改善とは何か。

それは、

「あるがままのその人に対して笑顔のある職場です。」

これは、なんとなく聞くと一見、なんということもない言葉のように思われるかもしれませんが、脳科学的に非常に根拠があるのです。というのは、

脳内の感情の発電装置といわれる、扁桃体(へんとうたい)は、相手の表情に対して発電するという「顔反応性細胞」という細胞を持っているからです。

 ピリピリとげとげする表情がたくさん存在する組織では、ネガティブな感情が生み出され、ほんわか、あったかーい表情が存在する組織では、ポジティブな感情が生み出されるからです。

 周囲の人々は、自分にとっての「環境」なのですね。人こそが最大の「職場環境」である、という考え方が重要なのです。

では、だからこそコミュニケーションを重視して、研修などを行っている、という言われる方も多いのではないかと思います。確かにそうなのですが、コミュニケーションというと、あまりにも「テクニカル」なものが多いのではないかと思います。

 型どおりにうなづいたり、傾聴したりしても、それは自然な笑顔が生み出されるものになっていなければ意味がありません。

 扁桃体とは、それほどまでに相手のナチュラルな表情を「見抜き」ます。小細工をしても、相手の扁桃体をだますことはできません。

 そのためには、本当に笑顔があふれる職場とは、どのように作るなのか、ということが重要になるのです。これこそが扁桃体を鎮静化させる組織であり、メンタルヘルス不調が起こらない組織つくりなのです。

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2014/06/03

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