企業メンタルヘルスご担当者向け情報「扁桃体の感受性を落ち着かせ、恐怖心をコントロールするメンタルトレーニングが、うつやメンタル不調を予防する」
プロテニスの 錦織選手が日本人で初めて全米オープンで準優勝しましたね! かつて硬式テニスをやっていた私としては、日本人が全米オープンで決勝進出だなんて信じられなくて、びっくりしていました。
なんでも錦織選手は、メンタルモンスターというあだ名がついているとかで、ここぞというときのメンタルが非常に強いそうですね。先日テレビを見ていたら、錦織選手にもかつて、メンタルトレーニングの先生がいた、という報道がされていました。
よくスポーツの世界で”メンタルトレーニング”というものが注目試合を浴びることがあると思いますが、メンタルトレーニングにで2種類あると思います。
一つ目は、よくスポーツ選手が行うような、試合が始まって相手に勝つまでのプロセスを事前にイメージする練習を何度も行う、というようなもの。
これは自分のありたい姿を思い描くというような、脳機能で言えば意思決定の座である前頭前野部を強化するようなトレーニングです。
こういうプラス型のメンタルトレーニングはよく聞きますね。
もう一つは、自分の中のものすごい恐怖感や、失敗などのマイナスイメージをコントロールするようなイメージトレーニングで、脳機能で言えば、理性ではコントロールできないネガティブ感情を発生させる、扁桃体に働きかけるイメージトレーニングです。
実は弊社のアドバイザーである、宗像恒次博士は筑波大学名誉教授ですが、かつて在職中にうかがったつぎのような話があります。
筑波大学と言えば、オリンピックに出場するような第一線のスポーツ選手を数多く輩出する大学として有名です。実は、燃え尽きてメンタル的に調子悪くなる選手が少なくないということです。
つまり絶えず「負けるのではないか」、というネガティブな恐怖感情に襲われ、これを日常的に上手にコントロールすることが難しい選手がすくなからずいるのだそうです。
感受性が非常に敏感な方たちなのですね。
私たちが行っているメンタルトレーニングとは、どちらかというと強いネガティブ感情をコントロールするというメンタルtレーニングです。かつて私たちのメンタルトレーナー仲間で、スポーツ選手のサポートをしている方が、たくさんおられました。
強い恐怖感情に支配されてしまうと、例えばゴルフ選手ですと、思ったところにボールが飛んで行かないようですね。
考えてみれば、企業でもメンタル不調に陥りやすい人とは、不安感情や恐怖感情にとらわれやすい、どちらかというと非常に繊細な方々なのですね。
自分自身の不安感情を自分でマネージする技術を教えてあげる事、また、不安になりやすい人を早めに個別にメンタルトレーニングしてあげること。
不安になりやすい日本人にセルフメンタルトレーニングの技術を教えてあげると、自分自身のメンタル不調を早めに予防できることになるのではないかと思います。
某上場企業では3年半、うつで休職の方の再発0%という結果に貢献した脳科学メンタルトレーニングに関心持っていただける方は、以下から資料をご請求ください。
2014/09/15