メンタルトレーニングの現場から最新情報

企業メンタルヘルスご担当者向けメンタル情報「あるがままの自分でいられる度合いを高めてあげる支援をすると、うつやメンタル不調は解消する」

 メンタル不調者の病気を健康レベルに引き戻そうとしているのがお医者さんですね。これはとても大事と思います。実際にそういうお世話にならなければならない人がいるわけですから。

 一方、私たちメンタルトレーナーが最終的に目指していることは、その人が「あるがままの自分を取りもどす」ための、お手伝いをしているのです。

 先日、ある企業でメンタルヘルス研修を行った時に、こんな話をしました。

「皆さんは、あるがままの自分と、周りの顔色を気にして合わせる自分の比率はどのくらいですか?」と。

誰もが仕事をしていれば、周りに合わせる部分はありますので、あるがままの自分と、周りに合わせる自分の比率が、10対0ということはあまりないと思います。

 8対2とか、7対3くらいで、なんとか折り合いをつけているのではないでしょうか。ところが、この比率が3対8とか、2対8、人によっては1対9などとなってくると、周りに合わせすぎてしまってメンタルヘルスがだんだん悪くなってきてしまうのですね。

 自分自身がなくなってしまうからです。企業でヒアリングすると、悩んでいる人やメンタルヘルスの調子が悪くなってきている人には、この比率が非常によくない人が多いのです。

 このことがわかっているため、メンタルトレーニングでは、あるがままの自分の比率を高め、そして今の職場でその比率を維持できるようなご支援をし、そして自分でその状態をキープできるようなセルフケア法をお伝えしているのです。

 あるがままの自分お比率を高めるとは、人はだんだん幸せになりますね。幸せな人は、メンタル不調には陥らないでしょう。そういう意味では、私たちは、その人の幸せつくりのご支援をしているのです。

 医療が行っていることとは、役割がまったく異なっていることがお分かりでしょう。仮に、メンタル不調で病気レベルに陥った人が医療で健康を取り戻したとしても、再発する人が多いというのは、私は「あるがままの自分を発揮するスキルを身に着けないままに職場復帰する」からではないかと思います。

 職場に戻っても、また、あるがままの自分と周りに合わせる比率が、1対9に戻ってしまったら、その人はどう考えても、また調子が悪くなることでしょう。

 あるがままの自分を、今の仕事の中に上手に発揮していく技術を身に着けることは、メンタル不調を予防するうえで非常に大切なことなのです。

 ただ単にメンタルを予防するだけでなく、その人を幸せにすることでもあるのです。

 カウンセラーさんがおおこなっていることとの違いもなんとなくご理解いただけるのではないでしょうか。

 

 

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2014/12/07

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