企業メンタルご担当者様向け「脳科学メンタルトレーニングとは、新世代の認知行動療法です」
先日、ある方とお話ししていた時に、こんな話を聴きました。
「人の目線が不安だという人を外に連れ出して、その人が言っていることに話を合わせず、会話をずらしてビルの屋上に連れて行くんです。すると、その人の意識はいつのまにか、ビルの屋上から見える景色に吸い寄せられて、先ほどの人が怖いことは忘れてしまう。こんな方法があるんです。」
たぶん行動療法という方法かもしれませんね。
行動療法というのは、その人が苦手と思っていることに意識を向けさせないように、ある行動をすることで意識をずらしていくということをするようです。私がだいぶ前に習った時の知識では。
見方によっては、結構過激かもですね。で、行動を作っているのは「認知」なのだから、考え方の認知を修正しよう、とするのが認知行動療法ですね。考え方を変えるのだ、そうすれば、行動は変えられる・・・・。確かにそういう面はありますね。
でも、考え方を変えようにも、こわいものはこわい、という思いはありませんか? ありますよね。いくら原因を分析したって、こわいものはこわい!こわければ考え方をかえようがない。
ということです。怖いと感じる「感受性=感じ方」を変えようとしているのが、ここで言っている、脳科学メンタルトレーニングです。
つまり、「感じ方」を変えることで、「考え方」は変わり、結果、「行動」は変わる。
感じ方とは、扁桃体で作られるので、つまり扁桃体興奮を鎮めることが、結果として考え方や行動を変えることにつながる、のです。私たちはよく悩んだ時に、分析しますね。何を勘違いしていたのか、とか、繰り返されているパターンは何か、とかこれは、考え方の認知を調べているのです。
でも、認知とは、考え方が作っているのではなく、感じ方、が作っていると私たちは考えているのですね。だって、あなたにとって怖い顔をしている人は、怖いでしょう。理由なく・・・・。分析して理由がみつかるでしょうか。
扁桃体は、このように私たちの意思に関係なく勝手に、反応する、つまり「感じ方」の認知を作り出すのですね。
私のセラピーの先生は、この脳科学に基づくセラピーを、情動認知行動療法、とも、命名しているのです。
情動、つまり感じ方、が、考え方の認知を作り出すのだ、という意味です。いわば、新世代の認知行動療法なのですね。
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2015/02/15