企業メンタルご担当者様向け「超早期予防対策を成功させるポイントとは」
国が今年の12月から実施するストレステスト義務化で推奨しているストレステストがあります。
ストレス蓄積度とワークストレスを見るものと、支援認知度と見る、という3要素から作られているものです。
しかしこれらの3要素は弊社の見方から言うと、予防対策というよりは、すでにメンタル不調になっている方を診断するものと思います。
ストレスが蓄積するのはなぜでしょうか。ワークストレスが強いと感じるのはなぜでしょうか。支援が少ないと感じるのはなぜでしょうか。
ここがわかれば、本当に意味での早期対策ができます。
これら3つがあると感じるのは、実は「本音を抑える度合いが高い」からです。これを診断する心理テストが、筑波大学名誉教授・宗像恒次博士により作られています。
自己抑制型行動特性尺度と言います。これはまわりの顔色を気にして本音を抑える度合いを見ています。この尺度は20点満点ですが、15点以上をとるとまず間違いなく、うつを発症してもおかしくないレベルである、と宗像博士が言っています。
このストレステストの点数が高いとは、周りの顔色が気になって本音の感情を言えないことを表しますが、この得点が高いと、うつになってもおかしくないというのは何となくわかりますよね。
本音の感情を言えないからこそ、ストレスは蓄積するし、仕事のストレスは強いと感じるし、支援はない、と勝手に感じてしまうのです。
自己抑制型行動特性の心理テストの得点が高くても、たまたま聴いてくれる人がいる職場にいると、メンタル不調は起こりません。しかし、自己抑制の得点が高い人が異動などして知らない人間関係の中に入ると、突然メンタルが揺れぎ始めるのです。
なぜなら、「本音の感情を言えない」のですから、知らない人間関係の中に行くと、孤独になりますよね。メンタル不調が起きるのです。
なので、自己抑制が高い人を発見する事こそ、本当の意味での早期対策なのです。弊社では超早期対策と呼んでいます。
本音を言えない人とは、ある意味、生産性を向上させられない人です。部下に本音を言えないとしてら、チームを作れないですよね。メンタル対策がどうの、というより、積極的にコミュン二ケーションをして人とかかわっていく人を企業も求めているのではないでしょうか。
どうやって本音を言える人にするのか。それはいろいろな方法があります。
ここでおすすめしている方法は、脳内の扁桃体興奮を鎮める、と言う方法です。扁桃体は相手の表情に影響を受けますから。苦手な人の表情によって、扁桃体は興奮しマイナス感情が発生するので、本音の感情を言えなくなるのです。
「言えること」がメンタル不調を早期の予防させるのです。しかし、誤解しないで言あt抱ければと思います、言えればいいと書くと、よくアサーション(自己表現)をさせればいいのですね、と言う方がいます、
違います。そもそも自己表現が無理なくできる方は、自己抑制の得点が低い方です。自己抑制の得点が15点以上取る方は、言えないのです。
言うのが苦痛なのです。そこを無理に自己表現させると、よくうつが上昇するのです。
この自己抑制こそが、メンタル不調の早期予防を成功させるポイントです。多くのストレス診断テストでは、このことがわかっていないと思います。すでにメンタル不調になっている人を診断していると思います、
早期対策をとりたいのであれば、自己抑制度を調べることをお勧めします。
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2015/05/17