企業メンタルご担当者様向け「メンタル不調者が、ほぼ間違いなく持っているDNA気質を知れば、セルフケア指導をより確実に行える」
メンタル不調になる方がほぼか違いなく持っているDNA気質があります。[「気質」とは人の性格の核のことです。
気質とは、ヒポクラティスの時代から研究されてきたそうですが、20世紀に入ると様々な気質学者が表れて、研究が盛んにおこなわれるようになりました。
近年では、脳神経学や遺伝学などの発展により、より科学的にヒトの性格の核である、気質というものが研究されるようになってきたのです。DNAと気質の関連を研究し、まとめあげたのは筑波大学名誉教授・宗像恒次博士です。
話をもどします。
メンタル不調者がほぼ100%の割合で持っている、DNA気質があるのです。それは、
・執着気質 と不安気質、と呼ばれる2つのDNA気質です。メンタル不調者は、この二つとももっているか、またはどちらかをほぼ100%の割合で持っています。持っているかどうかは、独自の診断テストを実施すると即座にわかります。
今日は、執着気質について解説しましょう。
■執着気質の遺伝子レベルのの特徴とは。*SAT気質表より抜粋
「ドーパミンとの結合が困難な受容体D2R2という ”報酬不全の遺伝子”の存在が考えられ、報酬経路の神経細胞に快感物質ドーパミンが結びつくことが妨げられるので、ドーパミンを得るために完全主義的に報酬を求めようとするが、喜びを感じにくいと言う傾向があります」
つまりどういうことかと言うと、快感を感じようとしてとことんまで、これでもかこれでもか、と完全主義を追求するということです。ちょっとやそっとの刺激では満足しないのでとことん追求する、と言う意味なのですね。遺伝子の作用なのです。
よく、「そんなに突き詰めないで、まあ適当にやれば?」などというアドバイスをすることがあると思うのですが、遺伝子の作用なので、私たちの意思に関係なく脳内では勝手にそうなってしまう、と言うことなのです。そんなに簡単に変えられるものではないですよ、と言うことです。
自分自身に対しての要求のレベルが非常に高いのですね。特にメンタル不調になりやすい人は、「他人の評価・目線」を気にして完璧に対処しようとして燃えつきます。
また同時に、他者に対しても完ぺきを追及するので、自分自身もそうですが、他人も苦しめることになりやすいのです。
では、どういうセルフケアアドバイスがよいか。
一つは、「コントロールできるものと、できないものを理解する」ということです。
メンタル不調になりやすい人とは、コントロールできないものに執着している状態なのです。たとえば、他人の目線を気にし、他人の評価を得ようとして、とことん自分自身をおいこんでいる人が多いということは先ほど書きました。
「他人の評価」とは、自分でコントロールできるものなのか、という意味です。
結論を言うと、コントロールできません。相手があなたを評価してくれるかどうかは、相手が決めることであってあなた自身がいくら気に入られようとしても、相手の評価を自分の思うままにコントロールできないのです。
コントロールできないものに執着するので、それは永遠にかなわないため、燃え尽きるのです。ではどうするか。
たとえば仕事の中でコントロールできるものは何か、を捜しそこに集中する、と言うことをするのです。次の3つを絞るのです。
1.評価してもらいたい相手はだれか。
2.その人がもっとも重要視している価値観を3つつかむ
3.2ヌ向けて自分がコントロールできる小行動目標を立て実行する。
たとえば上司に評価されたいとしましょう。上司が重要視している価値観を3つ把握します。これは直接上司に聴いてもよいし、周囲の人に聞きます。たとえば、元気のよい挨拶、報連相、売り上げ達成、がその上司が最も重要視している価値観だとします。
挨拶と、報連相は、やればよいですよね。メンタル不調になりやすい人は、全員に好かれたいとか、特定の相手になんとなくすべての面で好かれたいとか、非常にコントロール不可能な要求を持っていることが多いのです。
相手の価値観が見えると、ますはコントロール可能なレベルになりやすいのです。
全員に好かれたいという要求は不可能ですし、特定の相手にすべての面で好かれたいというのは不可能なことでコントロールできないことなのです。
売り上げに関しては、数字ではなく、その数字を達成するのに必要な行動を考えます。たとえば、月に売り上げを100万円上げなければならないとしたら、そのためには過去の先輩の経験によると、1日に30本の飛び込み電話が必要だとしましょう。
こういう数値は、どの会社の先輩も経験として把握しているものです。この数値がわかるということは、コントロール可能な目標になるということなのです。
コントロール可能な行動計画に落とすことが、つまり相手に好かれる可能性が高いという目標になるのです。
セルフケアアドバイスでは、こういうような仕事に仕方のアドバイスも入れることになるのです。
もちろん執着気質は、好きなことに関してかつ、コントロール可能な目標を作ることを見つけだせると、メンタル不調の陥るリスクを下げることができるようになるのですね。
もちろんDNA気質に基づいたセルフケアアドバイスとは、かなり左脳的なアドバイスな予防できない場合はので、これでメンタル不調を予防できない場合は、根本解決である「扁桃体興奮を鎮める」という、メンタルトレーニングを受けることをお勧めする、と言うことになるのです。
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2015/06/29