メンタルトレーニングの現場から最新情報

企業メンタルご担当者様向け「”見る前”に感情が発生している、という科学的事実がわかると、メンタル不調対策に真に重要なポイントがわかる」

 「脳磁図」という研究があります。これは、外界の刺激が加わった時に、脳内で磁気がどのように発生しているか、ということを調べる実験ですが、驚くべきことがわかったのです。それは、

「ヒトは、相手を見る前に感情が発生する」

ということなのです。たとえば、うつやメンテル不調者、またはそうじゃない人も同じなのですが、苦手な人に会うと嫌な感情が湧きますよね。

うつやメンタル不調の方は、なおさらでしょう。この嫌な感情は、相手を「見る前に発生する」のです。どういうことか。

 実は、私たちは目から入った相手の視覚情報は、後頭部の視覚野という部分のその信号が到達した時に、はじめて「見える」ということになるのですが、視覚野に到達する前に、感情の発電装置と言われる扁桃体が、先に興奮していることが分かったのです。

 つまり、見える前に、先に感情が発生している、ということです。

 扁桃体とは、大脳皮質(考える脳=霊長類の脳)が十分に発達していない爬虫類や魚類などにもありますが、彼らが天敵から身を守るためにあるのです。

 考えてから逃げていたのでは、食われてしまう、ということです。天敵だ、あぶない、と考えてるんじゃなくて、ぱっと本能的に逃げる必要があるのですね。

 で、私たちヒトにも、爬虫類や魚類にもある、原始的な脳である扁桃体、があるのです。

 で、メンタル不調者は、この扁桃体が激しく興奮しているのです。ここまで、来ると、何をすることがメンタルの予防になるのか、と言うことはおのずと見える事になるのです。

 そうです。扁桃体興奮を鎮める、ということをする必要があるということです。

 現在、多くの心理的な対策がなされていると思いますが、既存の心理対策は、考え方のクセを分析したり、認知のクセを本人にきづかせたりするものが多いと思います。

 これは大事なのですが、これは考える脳=大脳皮質の機能を使って行っているものです。これはこれで大事と思います。しかし、これに加えて、扁桃体の興奮そのものを鎮める、というメンタルトレーニングが非常に重要だ、と私たちが考えているのは、見る前に扁桃体は興奮する、という科学的な事実を知っているからなのです。

 脳科学、免疫、内分泌、などの先端科学は日進月歩で進化しています。従来の心理学では見えなかったあらたなメンタル対策法は、こんなふうに進化しているのです。

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2015/07/12

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