企業メンタルご担当者様向け「解決策がしっかりあることを社員に示せれば、メンタル予防・対策はうまくいく」
<お知らせ>
今年12月から義務化されるストレステストについて、月刊「総務」という月刊誌の9月号で、弊社顧問の筑波大学名誉教授・宗像恒次博士と一緒に、巻頭特集でインタビューを受けましたので、よろしければお読みください(約6P)。8/8発売です。ストレステストの課題と対策、と言う内容です。
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今年12月から義務化されるストレステストは、様々な産業医や、人事担当の方々、産業保健スタッフの方々、などと意見交換をすればするほど、あれでメンタル対策がうまくいくとは思えないな、と感じます。
一番のポイントは、こういう対策をやったらメンタル不調は確実に改善できる、という方法論を多くの企業で行われている現状のメンタル対策では示せないのに、ストレステストの結果を見て「自分はストレスが強いです」、と自ら手を挙げる人がいるのか、と言う点ではないかと感じます。
たとえば、皆さんがアルコールの飲みすぎで肝炎だ、と検査結果が出とします。そうすると、自ら治療しようなどと思うのではないでしょうか。それはなぜかと言うと、何をすれば改善すのか、と言うことが大体わかっているからです。
改善方法がはっきりしなかったら、治療を受けるのは嫌ですよね。
ましてや、改善方法がはっきりしないのに、会社の中で病の指摘を受けることは、仕事の第一線から外される、とだれもが思うでしょう。
で、改善方法はないのか、というとそんなことはありません。
最近、自律神経の状態を判定してストレスの度合いを判断するという測定機器が出てきていますが、私はあれは非常に良いのではないかと思っています。
ここでご紹介している、脳科学メンタルトレーニングの宗像博士の研究では、慢性ストレスを作り出す、脳内の感情の発電装置である扁桃体の興奮をメンタルトレーニングによって鎮めることで、白血球中のリンパ球の割合を上昇させることができることがわかっているからです。
もう少しわかりやすく言います。
扁桃体の慢性興奮とは、慢性的なストレスを作り出します。扁桃体興奮とは、自律神経に影響を与え、交感神経の慢性的な興奮を作り出します。
交感神経の慢性的な興奮は、白血球中の構成比率の変化に影響を与えることがわかっているのです。新潟大学・安保徹教授が提唱している、福田・安保理論です。
交感神経の慢性興奮は、白血球中の顆粒球と言う構成比率を上昇させ、リンパ球の構成比率を低下させます。
先ほど、宗像博士の研究で、メンタルトレーニングによって扁桃体を鎮静化させることで、リンパ球の構成比率が上昇したということを書きましたが、これは交感神経を鎮め、副交感神経を優位にさせたことを意味します。
つまり、慢性ストレスが解消したことを意味するのです。
話を戻しますが、その人の自律神経の状態を測定することで、希望者にメンタルトレーニングを行ってあげれば、その方のメンタルの問題を解決していあげることになるのですね。
ストレステストと言うものは、本人が本当のことを書くのかどうかはわかりません。
一方、自律神経は体の反応ですから、明確に出るのです。しかし、これは、本人の同意をとって行うことが求められると思います。
扁桃体を興奮を鎮めれば、メンタル不調や慢性ストレスは改善できるのですよ、というソリューションがあることを社内に広めてあげれば、多くの社員はそれだったら、前向きに受けてみようと思うのではないかと思うのです。
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2015/07/20