企業メンタルご担当者様向け情報「うつの原因を把握できる性格テストを行えば、正確な対策ができる」
なぜ、うつになるのか?
この問いに対して、このメルマガを読んでいただいているあなたでしたらなんと答えるでしょうか。残業時間の多さ? パワハラ? 職場環境の悪さ?
それもあると思います。しかし一番大きな要因の一つは、本人の性格的な要因であることが筑波大学の研究で明らかになっています。
今年12月から義務化されるストレステストは、職場環境を改善するためのもので、本人の性格特性を調べるものではありません。ストレステストとは別に、性格テストを行うことはやり方によって可とされています(東京労働局に聞いて確認しました)。
メンタル不調に陥りやすい本人の性格特性を把握して予防対策を打つことは可能なのです。メンタルヘルス予防対策をしっかりやりたい企業にとっては、これはすごく重要なポイントなのではないでしょうか。
なぜなら、筑波大学の研究では、職場環境も大事ですが、本人の性格のほうがメンタル不調に大きな影響を持つからです。
筑波大学大学院博士課程で博士号を取得した、山本美奈子博士の研究では、メンタルヘルス発生の原因は、職場環境が0.36の関連係数であるのに対し、本人の性格特性が0.78と言うことで、本人の性格の課題が非常に大きな関連性があることを表しています。 注)1に近い数字であるほど、関連性が高いことを表します。
本人の性格とはどのようなものでしょうか。
研究によると、「まわりの顔色をうかがい感情を抑圧し、自己表現しないで察しを求める行動」ということです。
筑波大学名誉教授の宗像恒次博士は、この性格特性を診断する独自の「性格テスト」を開発しています。それが、
1.自己抑制型行動特性尺度(20点満点) →周りの顔色を気にして感情を抑圧する度合いを調べる
2.対人依存尺度(15点満点)→相手に察しを求める度合いを調べる。
の2つの尺度です。1の性格テストは、11点以上取るとメンタル面で不安定な部分が出てきます。15点以上取るとうつリスクが非常に高まります。
2の心理テストは9点以上取るとメンタルが不安定になってきます。11点以上とるとうつリスクが非常に高まります。
ちなみに弊社で以前、6000人のビジネスマンに1の性格テストを実施した結果、平均点は9.8点でした。11点以上はかなりの%の数が存在していることがわかります。
メンタル発症との学術的因果関係が明らかな性格テストを用いて、メンタルを早期予防することは非常に重要なのではないでしょうか。
対策は、この性格テストの意味をきちんと伝え、自分自身の性格をつかんでもらうjことがまず第一です。そして、自己表現について学んでいただくための実習を行うということです。
日本人は感情を抑圧しますが、それだけでなく対人依存性が強いのです。
この2つを自覚し、予防教育を行っていくことが大事なのだと思います。
セルフケア教育やラインケア教育は、こうした性格テストを用いてより実効性のある、教育を行っていくことが重要ではないかと思います。
脳科学メンタルトレーニングは、厚労省のメンタルへルスHP「こころの耳」 では、他にたくさんの心理療法がある中で唯一「メンタルヘルスカウンセリングを行うカウンセリング」として紹介され、ヘルスカウンセラー”と言う名称で掲載されています。
産業カウンセラー、認知行動療法カウンセラー、臨床心理士とは全く異なる手法を行うことで、某上場企業では3年半、うつで休職の方の再発予防0%という結果に貢献した、政府も紹介している脳科学メンタルトレーニング(ヘルスカウンセリング)、およびラインケア、セルフケア教育に関心持っていただける方は、以下から資料をご請求ください。既存のメンタル対策と組み合わせ、この上場企業のような結果をあなたの会社で出すことは、十分可能です。
2015/08/24