メンタルトレーニングの現場から最新情報

企業メンタルご担当者様向け情報「メンタルヘルスに特化したカウンセリングができる人材を育成することで、企業のメンタル対策は今まで以上に専門的になる」

  ここで紹介している脳科学メンタルトレーニングは、厚労省のメンタルへルスHP「こころの耳」では、ヘルスカウンセリングという名称で紹介されていて、数あるカウンセリングの中で、唯一「メンタルへルスカウンセリングを行うカウンセリング」という言葉を使って紹介されているものです。

 メンタルヘルスに特化しているものだということを厚労省も認めているのです。

 普通のカウンセリングとこのやり方は何が違うのか。

 「こころの耳」に紹介されている文章には、こう書かれています。

「言葉の背景にある人の感情、欲求を自覚することで隠れた感情に気づき、問題を解決するための必要な行動変容に運ぶ手法です」

 ポイントは2点あって、1点目は「隠れた感情に気づかせる手法」という点、そして「行動変容を支援する手法」と言うことです。

 産業保健やメンタルの現場にかかわっている人なら、人の行動を変える、という支援をすることがいかに大変なことであるか、ご存知と思います。

 もともとこの手法は、生活習慣病の患者さんの行動をどう変える支援をするか、という目的のために開発されてきた経緯があります。

 高脂血症の人がいたとして、その人の食生活を変える支援をする=行動を変える、ということは、単に脂っこいものを食べるな、酒を控えろ、たばこを吸うな、と指導しても、そう簡単に指導どおりには患者さんは動かないわけです。

 そんなに簡単に生活習慣を変えることができるのであれば、高脂血症になんてなりませんよね。

 で、ポイントになるのは、どうしても食べ過ぎてしまう、飲みすぎてしまう、という行動の背後にある、本人が無自覚な感情に気づかせる、ということをするということなのです。

 すると、本人は無自覚ではありますが、今の仕事に対するむなしさ、人間関係への苛立ち、将来の会社への不安、夫婦関係のストレス、など、今まで考えもしなかった様々な感情が慢性的なストレスを作り出し、このもやもやを晴らすために、不適切な食習慣を続けていた、ということがわかるのです。

 ここに気づいて初めて患者さんは、自らの生活習慣を真剣に変えようと思うわけです。もともとヘルスカウンセリングは’80年代から、医師、保健師、薬剤師、栄養士、看護師、などによって活用され、こうした考え方で生活習慣病の患者さんの行動を変える支援をする技術として使われてきたという、長年の実績があるのです。

 隠れた感情が本人の慢性ストレスを作っているのです。そしてこの考え方は、メンタル不調の問題にもそのまま当てはまるのです。

 メンタル不調に陥った人は、ただ単に今の上司と相性が悪いとか、職場の人間関係がうまくいかない、というような目の前の問題としか考えていないことが多いのです。

 しかし、「隠れた感情」がこの問題を作り出しているのです。

上司が苦手と言う現象に中に、小さいころからお父さんによく似た男性には不安が強いために、上手に自分の考えを言えなくなるという隠れた感情があったり、小さい時から大きな声を出されると自分でも凍り付いてしまう、というもともとの感情パターンがあったり、本人が無自覚な感情反応があるのです。

 薬を飲んだり、お話を聴くカウンセリングをすることは大事ですが、本人の中に存在する、今のメンタル問題を生み出している「隠れた感情」に気づかせ、これを自覚させることが最初にスタートなのです。

 ちなみに認知行動療法は、数年間にさかのぼって原因分析をするようですが、こちらのやり方では本人の隠れた感情パターンは、10歳以下に作られているのです。

 そこまでさかのぼり、自分で気づくように支援していくのです。

厚労省には認められているメンタルヘルスカウンセリングですが、もともと医療従事者に向けて開発していたために、企業の人事系の方々にはまだまだほとんど知られていないのが実情です。

 多くの企業では、様々なカウンセラーが導入されていると思いますが、もしさらにメンタルへルス対策を強化したいと思われるのでしたら、メンタルへルス支援に特化した専門カウンセリングである、ヘルスカウンセリング教育を行い、御社の中にさらにメンタルに特化した支援者を作っていきませんか?

 ご興味ある方は以下のおお問い合わせフォームから資料をご請求ください。

産業カウンセラー、認知行動療法カウンセラー、臨床心理士とは全く異なる手法を行うことで、某上場企業では3年半、うつで休職の方の再発予防0%という結果に貢献した、政府も紹介している脳科学メンタルトレーニング(ヘルスカウンセリング)、およびラインケア、セルフケア教育に関心持っていただける方は、以下から資料をご請求ください。既存のメンタル対策と組み合わせ、この上場企業のような結果をあなたの会社で出すことは、十分可能です。

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2015/09/02

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