メンタルトレーニングの現場から最新情報

企業メンタルご担当者様向け情報「メンタルヘルスは、自己成長課題をクリアすることで解決できる、という視点を持つと新しい対策が見えてくる」

  このブログで何度か書いていますように、弊社が行っている脳科学メンタルトレーニングは、厚労省のメンタルへルスHP「こころの耳」では、数ある心理療法の中で唯一、「メンタルヘルスカウンセリングを行うカウンセリング」と紹介されていて、、ヘルスカウンセリングと言う名称で掲載されているものです。

 他のカウンセリングや心理療法と何が違うのか。

 厚労省のHPには、「人々の自己成長や行動変容を支援するメンタルヘルスカウンセリングを行います」と書かれています。

 メンタルへルスの問題とは、その人が「自己成長の課題に直面しているととらえ、それをうまく乗り越えられないがために発生するものと考えており、それを乗り越えられるように支援することで、メンタル不調を解決していく」ということを行っている、というところが既存のカウンセリングや心理療法とは、まったく発想と手法が異なります。

 既存のメンタル対策はどちらかと言うと、メンタルの問題を「病気」という視点でとらえているものが多いのではないかと思います。

 よってお話を聴くと言うカウンセリングは大事ですが、どちらかと言うとたまったうっぷんを吐き出させる、と言う意味合いが強いのではないかと思いますし、服薬指導や休職指導、睡眠指導なども、「病気を治す」という観点からのものではないかと思うのです。

たまったうっぷんを吐き出させたり、休職させて休息させることは大事ですが、その人の成長課題をクリアしないと、また再発するのです。

 なぜ厚労省が、ヘルスカウンセリングを唯一「メンタルヘルスカウンセリング」と紹介しているのか。それは、私達はこう思っています。

 本人が仕事や人間関係で出会う悩みとはつらいものですが、しかしそれは本来職業人として成長していく中で誰もが直面する課題なのであって、それはいわゆる「成長痛」というものだ、ということ。

 本人が成長課題に直面しているという問題なのであって、これをクリアできれば、メンタルの問題は解決できるのだ、という私たちの考え方に厚労省も、大方同意しているからではないかと思うのです。

 考えてみていただければと思います。

 このブログを読んでいる方々はすでに職業人として、それなりの年数を積んできた方が多いと思いますが、過去を振り返ってみていただくと、常に仕事とは、新しい課題に出会う旅だったのではないでしょうか。

 それを先輩に助けを借りながら、または一人で呻吟しながら、時にはお客さんに怒られながら、乗り越えてきたのではないでしょうか。そうして一人前になっていく、そういうプロセスが仕事をする、と言うことではなかったのではないでしょうか。

 今、こういう側面が薄れてきているのではないか、と思います。ちょっとストレスがかかると、すぐ薬を飲んだり、休職に入ったり、発達障害だ、と言ってみたり、という傾向は強いかもしれません。

 ストレスがかかった状態を、成長課題に直面しているととらえ、教え導く先輩や人間関係が薄れてきたことが、今のメンタル不調者の圧倒的な増加を生んでいるのではないかと思っているのです。

 昔の日本企業では 「こうすればいいんだよ」「そういう時はこう考えるんだよ」「そういう時は、こういう段取でやればいいんだよ」など、遅くで酒を飲んだり、先輩の家に泊まったrしてあれこれと親身になってアドバイスしてくれた先輩方がたくさんいたのではないでしょうか。

 今、こういう人間関係は職場にはないのです。

 仕事で直面するストレスを乗り越えるアドバイスをしてくれる人や、乗り越えられるように導いてくれる人がいないのです。

 よって一人で悩みダウンして、薬を飲んで休職する、とか、そういう方向にすぐに行ってしまいます。これは、企業にとって大きな損失なのではないでしょうか。

 課題を乗り越えていく、知恵がなくなってしまったのです。

 ラインケア、セルフケアト研修と言うと、お風呂に入りましょうとか、スポーツしましょうとか、睡眠をたっぷりとりましょう、とか、愚痴を言いましょう、とか、お互い傾聴しましょう、という内容のものが多いと思います。

 これは大事です。

しかし、基本はこの人は成長課題に直面しているのだから、その直面している課題は何であり、それをクリアできるように導いていく、そうした観点のメンタル対策法が必要ではないかと思うのです。

 いわゆる能力開発の観点での、メンタル対策です。

 弊社の提供するラインケア研修は、部下の成長課題を見つけ、それをクリアできるように導くための上司としてのテクニックうを指導する内容ですし、セルケア研修は自分自身で課題をクリアする方法を教える内容になっています。

 個人セッションでは、その人が抱えている慢性ストレスとは、自分自身の課題を自分で解決できないでいる心理状態ですから、それを解決できるように支援するというやり方をします。

 また、多くの企業ではメンタルへルスの人に面談する支援者がたくさんいると思いますが、弊社ではよりメンタルヘルスに特化した、専門のカウンセラー技術を使えるカウンセラーを育成しませんか、と言う提案を行っています。

 相手の自己成長課題をクリアする支援ができる、ヘルスカウンセリング技能を身に着けるということです。

 メンタルヘルスの問題を、ただ単に病気になったとか、休職させるとか、と言う面だけでとらえると、人材はどんどん消えていくだけではないかと思います。

 もちろんそういう側面は必要と思いますが、自己成長課題をクリアしていくことでメンタルを解決する、という視点を持つことによって人材を育てていく、そういう観点がこれから大事になるのではないでしょうか。

 ヘルスカウンセリングが、唯一厚労省のHPで、メンタルヘルスカウンセリングを行うカウンセリング、と書かれているのには、他のカウンセリングや心理療法とは全く異なるこうした視点があるのです。

  産業カウンセラー、認知行動療法カウンセラー、臨床心理士とは全く異なる手法を行うことで、某上場企業では3年半、うつで休職の方の再発予防0%という結果に貢献した、政府も紹介している脳科学メンタルトレーニング(ヘルスカウンセリング)、およびラインケア、セルフケア教育に関心持っていただける方は、以下から資料をご請求ください。既存のメンタル対策と組み合わせ、この上場企業のような結果をあなたの会社で出すことは、十分可能です。

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2015/09/06

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