企業メンタルご担当者様向け情報「うつを作る慢性ストレスは、心が作り出すのではなく、身体が作っていることがわかるとうつは解決できる」
厚労省のメンタルへルスHP「こころの耳」に、数ある心理療法の中で唯一、「メンタルヘルスカウンセリングを行うカウンセリング」と紹介されている、ヘルスカウンセリングとは、いったい何がほかの心理療法と異なるのでしょうか。
それを非常に大まかにざっくりと答えると次のようになります。それは、私達は心理学だけではなくストレス科学をベースとしている、ということです。それはどういうことか・・・。
うつやプチうつを作り出すマイナス感情(=慢性ストレス)とは、身体が生み出している、と考えているということです。というのは・・・?
たとえば、よくあるカウンセリング、たとえば産業カウンセラーや、認知行動療法のカウンセラーは、たぶん、うつやプチうつを作るマイナス感情とは、「心」が作り出している、と考えていると思います。
なので、「心」を見ようとするのですね。
私達も以前はこういうカウンセリングを行っていたので、良くわかります。
私たちは違います。マイナス感情を作り出しているのは、「心」ではありません。脳内の感情の発電装置と言われる、扁桃体(へんとうたい)が作り出している、と脳科学の研究結果、導き出しているのです。
つまり、身体が感情を作り出していると考えているのです。扁桃体が感情を作り出しているのは脳科学的事実です。私たちはこうした科学的事実にのっとって、うつを作り出すマイナス感情は、扁桃体を鎮めることで解消できるとの筑波大学での研究結果を経て開発された、鎮めるためのイメージワーク法を活用しているのです。
うつを作り出すマイナス感情は、「心」が作り出しているという考え方は大事だと思います。しかし、私たちもかつてそうしてきたのでよくわかるのですが、「こころ」とは一体何なのか、と言うことがはっきりできない現在では、結局、対策がはっきりできない、と言うことになるのではないかという課題にどうしても突き当たるのです。
一方、扁桃体を鎮めればよい、という視点は結果がはっきりしています。なぜなら、扁桃体興奮を鎮めると、たとえば白血球中の構成比率が変化します。
たとえば扁桃体が興奮している人の白血球中の顆粒球(かりゅうきゅう)というパーセンテージは、健常者よりも高い値をしめしますが、扁桃体興奮を鎮めるとこのパーセンテージは低下し、元に戻ります。
また、唾液に含まれるストレスホルモンであるコルチゾールと言う物質は、扁桃体興奮を鎮めると、この値が低下しストレスが低下したことが明確にわかります。
つまり、扁桃体興奮を鎮めると、慢性ストレスは消える、と言うことを意味しているのです。
こういう生理的秩序は、人である以上、だれにも等しく再現できるものなので、だから私たちは、ストレス科学と呼んでいるのです。
現在、ラインケア、セルフケア研修ではスポーツやりましょう、お風呂に入ってリラックスしましょう、話を聴いてもらいましょう、というストレスマネジメント法が紹介されていると思います。これは大事です。
しかし、これはストレス科学と言う視点でメンタルヘルスを見た場合には、まったく異なる対処法が見えてくる、ということになるのです。
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2015/09/23