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企業メンタルご担当者様向け情報「イチローの生き方を見ると、メンタル不調克服法のヒントが見える」

 イチローの生き方、発言を見ているといつも「メンタル対策をかが得るうえでヒントになるなあ」と思うのです。

 たとえば以前、こんな発言があったと記憶しています。

メディアがイチローにこんな質問をしていました。

「今年は首位打者をとれますか。」

彼はこう答えていました。私の記憶では。

「打率というのは、自分がコントロールできない。自分より調子の良いバッターがいれば、その人が首位打者をとる。相手の調子はコントロールできない。コントロールできないものにコミットすることはできない。自分がコントロールできるものは、2打席に1本ヒットを打てるように自分の技術を高めることだ」

 2打席1本ヒットを打てるように技術を高めていけば、仮に4割近くの打率を残せれば、首位打者はとれますよね。

 コントロールできないものには執着しない。これは実はメンタル対策上、非常に重要になるのです。

 人間関係においてコントロールできないものの最たるものは、実は「相手に認められること」です。こちらを認めるかどうかは相手が決めることですから、コントロールできないですよね。

 しかし、メンタル不調に陥りやすい人とは、「認められたい」という欲求が強いことが多いのです。なぜこれがわかるかというと、相手にどう思われるか、とか、嫌われるんじゃないか、とか、好かれるかな、とか、どうなっちゃうのかな、とか、メンタル不調に陥りやすい人はこういう気持ちが強いのですが、これは皆、「認められたい、愛されたい」という強い欲求から生まれてきているものなのですね。

 愛情飢餓感が根底にあるのです。自分は愛される価値がない、という飢餓感が強いからこそ、他者承認を強く求める、という心理構造があるのです。

 自分は愛される価値がある、ということに本当の意味で気づかせてあげること。こうすることができると、イチローのように、コントロールできない相手の評価に執着することから自由になれて、メンタル不調は消えていくのですね。

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2016/03/01

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