企業メンタルご担当者様向け情報「社員の投資すると、職場は幸福になり結果的にメンタルも予防される」
★7/24 にセミナーを行います。200名以上の士業を束ねるTOMAコンサルタンツグループの会長であり、100年継続企業の著名コンサルタントである、藤間秋男氏とのコラボセミナーで、山本潤一がセミナーをさせていただきます。
「生産性を上げながらメンタル不調の解決する、キャリの視点でのメンタル対策」
参加費・3000円。参加する方々は、主に企業経営者、または人事・総務の責任者です。上記URLからお申し込みの際は、備考欄に山本の紹介とお書きください。
★中小企業を応援する(株)オンリーストーリー様に取材していただき、WEBに弊社紹介記事を掲載していただきました。
★現在、9/2(土)にビジネス雑誌プレジデントのWEB版雑誌である、プレジデントオンラインに、私の記事「うつ、メンタル不調を解決する脳科学心理療法」の記事が4回シリーズで連載されています。
編集部から連絡があり、非常に多くの方に読まれているようです。興味あったら読んでみてください。
■4回目原稿(2017年9月25日(土))
■3回目掲載(2017年9月16日(土))
■2回目掲載(2017年9月9日(土))
■1回目掲載(2017年9月2日(土))
現在、専門家をはじめ多くの方々がうつ、メンタル不調は「寛かい」はできても解決できないと思っていると思いますが、きちんと解決できるのですよ、ということをビジネスマンたちに伝えたいなと思い、書きました。
<以下からブログ本文>
私は今まで何千社もの経営者に会って営業してきました。メンタル解決を直球で提案してきました。でも、大方帰ってきた反応は、
「うちは産業医があるからねえ」とか、「とりあえず、EAPとつきあっているからねえ」とか、そういうものでした。
顔と顔を突き合わせて話していますから本音はわかります。率直に言うと、「義務だから最低限はやらないといけないけれど、とくにやるモティベーションはない」
ということです。
ある意味、よくわかります。なぜかというと、私の会社は、法人の仕事が90%ですが、10%は弊社のHPを見て、全国から個人が心理療法を申しこんでくるのですね。
それも自腹で費用を払います。約30万円も払います。
それに比べてというとちょっと怒られるかもしれませんが、企業からの紹介で弊社の心理療法を受けに来る人は、自分でお金は払わないし、会社から言われたから来ているのであって、
きわめて自分のメンタルになった原因を解決しようというモティベーションが低いのです。
これはだめだな、と思いました。もちろん全部が全部そういう人ばかりではありません。会社から言われてきても、高い意欲で自分の課題を解決しようとして取り組む人もいます。
でも、少ないです。
経営者もわかっているから、投資しようという気にならないのかもしれませんね。
医療措置の世界に入ってしまうと、薬飲んでますます使い物にならなくなるだけで、どうにもならない。ということは多くの経営者が思っていることです。
こういうことがわかってから弊社では、企業向けにはこうすることにしました。
弊社の持つ、独自ストレス診断テストを実施すると、約15~20%の社員が高ストレス状態にあることがわかります、
そして会社の協力を得て、社員に通達を出します。
「会社のサポートを得て、自分の高ストレスを解決したい人はさみなーに参加できますよ」
すると、約10%は手を上げます。この方々には、弊社が持つ、某条項企業では、うつ休職者再発率0%に貢献した、セルフトレーニングメソッドを教えます。
高ストレス者の90%は手を挙げません。
自ら名乗り出ないというのは、どの会社でもそうですが、名乗り出るわけないです。病気と思われますから。
これは、職場の働きがい、幸福度をマネジメントや教育の視点で上昇させるプログラムを導入しませんか? と提案します。
だから、リーダー層に部下の働きがい、幸福度を向上させるマネジメントスキルを身に着けていただく、教育を行いませんか、と提案するのです。
きわめて経営者には、反応が良いです。
EAPや産業医、産業保健スタッフの宣伝力のおかげだと思いますが、メンタルは完全に、医療が行うもの、という認識が企業の中に定着しました。
我々のストレス科学の立場で言うと、全くそんなことはありませんが、もはや皆がそう思っていてどうにもならないので、弊社は、医療の世界では戦わないことにしました。
あるがままの自分の個性を発揮させるマネジメントを行っている会社、あるがままの自分を発揮させるやり方を知っている社員が多い会社は、うつ、メンタルは少ないです。
教育、マネジメント、の分野の話として提案しているのです。
これをすると、チームワークはよくなるし、離職は少なくなるし、パワハラはすくなくなるし、コミュニケーションはよくなるし、自発的に動く社員は多くなる。
社員に投資しませんか?
というと、こういう切り口だったら経営者は乗ってきます。
もちろん、本人に自分の課題を解決するという意志が強ければ、うつは解決できるのです、それもたった20時間前後の心理療法で。弊社は、そのやり方の心理療法を開発した、筑波大学名誉教授・宗像恒次博士の指導を20年以上も受け、実践しているので断言できるのです。
しかし企業の中には、解決するという意志が強い人が少ないので、上記のような戦略をとっています。でも、それでよいかもと最近は思っています。
なぜなら、職場の働きがい、幸福度が上昇すれば、みんながハッピーになるじゃないですか。
手を挙げない高ストレス者も、職場がハッピーになるにつれ、緩和されてくるからです。しかし、自分の課題をしっかり理解決したいと思ったら、弊社に受けに来ればいい。
その20年以上の実績に基づく手法と科学的根拠をしっかり説明します。
うつ、メンタル不調は、自分の生き方、働き方を変えれば、解決できることが、弊社顧問・宗像博士の研究と、弊社の20年以上にわたる経験から、明確だからです。
しかし、うつ、メンタル不調の解決、というと経営者はほとんど投資しないです。ある意味当然ですね。
医療の分野の問題だと思っているから。医療分野と言うと、個人の問題だと思っているから。
でも、本当は職場の働きがい、幸福度が低いもんだなのですよ、というと経営者は、前向きになります。投資しようかなという気になるのですね。
経営者が投資したくなる、メンタル対策、これによって従業員は救われると思います。
働きがい向上、幸福度向上のマネジメントプログラムにご興味ありましたら、下記までお問い合わせください。
<新規セミナーご案内>
来たる7/24(水)に、200名以上の士業を束ねるTOMAコンサルタンツグループの会長であり、100年継続企業の著名コンサルタントである、藤間秋男氏とのコラボセミナーで、山本潤一がセミナーをさせていただきます。
「生産性を上げながらメンタル不調の解決する、キャリの視点でのメンタル対策」
参加費・3000円。参加する方々は、主に企業経営者、または人事・総務の責任者です。上記URLからお申し込みの際は、備考欄に山本の紹介とお書きください。
最近では弊社のキャリア診断テストを用いて、社員の性格を把握して早めにいろいろなフォローをする、というようなキャリア指導に役立てるというような、ニーズが増えてきました。
こういったキャリア診断テスト導入や、その後の教育対策に、ご興味あったらお問い合わせフォームから問い合わせをどうぞ。
弊社は、日本で唯一、本人が無自覚な感受性を担っている脳内の情動発電装置である「扁桃体」にダイレクトの働きかけて、うつ、メンタル不調の原因である、慢性ストレスを解決し、心理課題を生産性向上、働き方改革へ解決ていくサービスを提供している会社、です。
2019/06/26
企業メンタルご担当者様向け情報「こういうアドバイスをくれる産業医なら、メンタルは改善できる」
★7/24 にセミナーを行います。200名以上の士業を束ねるTOMAコンサルタンツグループの会長であり、100年継続企業の著名コンサルタントである、藤間秋男氏とのコラボセミナーで、山本潤一がセミナーをさせていただきます。
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参加費・3000円。参加する方々は、主に企業経営者、または人事・総務の責任者です。上記URLからお申し込みの際は、備考欄に山本の紹介とお書きください。
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■4回目原稿(2017年9月25日(土))
■3回目掲載(2017年9月16日(土))
■2回目掲載(2017年9月9日(土))
■1回目掲載(2017年9月2日(土))
現在、専門家をはじめ多くの方々がうつ、メンタル不調は「寛かい」はできても解決できないと思っていると思いますが、きちんと解決できるのですよ、ということをビジネスマンたちに伝えたいなと思い、書きました。
<以下からブログ本文>
先日、某企業経営者とお話ししていた時、こんな話が出ました。
「うちの産業医は、面談すると社員にこういうことを言っているらしいです。それは、”なぜメンタル不調になったのか。学習しなさい”と。学習しないと意味ないよ、と」
これを聴いて私は、それはよい産業医だな、と思いました。
私がそれまで多くの経営者やメンタル責任者からお聞きする産業医は、ほとんど何もしない、とか、様子見ましょうとしか言わないとか、形だけの面談とか、そんな感じだったからです。
お医者さんはどう思われるかわかりませんが、企業経営者やメンタル責任者の本音を聞くと、産業医に対する不満には非常に強いものがあります。
しかし先ほどの産業医は、いいことを言っているなと私は思いました。
なぜなら、うつ、メンタル不調とは、仕事の仕方や人間関係を上手に乗り越えるすべがわからないために、そして自分自身のキャリアを今後どのように進めてよいか不安があるために引き起こされるものだからです。
つまり自分側に原因があるからです。キャリアの問題であるからです。
一方、同時にこんなことも思いました。
しかし、学習しなさいと言っても、たぶんどうやって原因を分析したらよいのか、そして、それをどう改善したらよいのか、については産業医は、的確なアドバイスはできないでしょう。
なぜなら、仕事の進め方、人間関係の乗り越え方、目標達成の仕方、ビジネスの回し方、などについて、産業医はそういう教育を受けていないし、実際にやったことはないからです。
それは仕方のないことです。
そこで、弊社がやっているような、目標達成のビジネス上のアドバイスや人間関係の乗り越え方のアドバイス、そして、ストレスを解決するテクニックを教えられる、キャリアコンサルタントと連携すると、非常にメンタル改善はうまく行く、と思います。
実際に、弊社がかつてかかわった某上場企業で初回うつ休職者3年半0%という結果に貢献したその企業では、やはり、会社が
「課題解決をしてください。それでないと復職させません」
と言っていました。この方針は再発防止させるのに、また、予防させるのに非常によい指導法だと思います。
こういうことができるキャリアコンサルティングにご興味ありましたら、下記までお問い合わせください。
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参加費・3000円。参加する方々は、主に企業経営者、または人事・総務の責任者です。上記URLからお申し込みの際は、備考欄に山本の紹介とお書きください。
最近では弊社のキャリア診断テストを用いて、社員の性格を把握して早めにいろいろなフォローをする、というようなキャリア指導に役立てるというような、ニーズが増えてきました。
こういったキャリア診断テスト導入や、その後の教育対策に、ご興味あったらお問い合わせフォームから問い合わせをどうぞ。
弊社は、日本で唯一、本人が無自覚な感受性を担っている脳内の情動発電装置である「扁桃体」にダイレクトの働きかけて、うつ、メンタル不調の原因である、慢性ストレスを解決し、心理課題を生産性向上、働き方改革へ解決ていくサービスを提供している会社、です。
2019/06/05
企業メンタルご担当者様向け情報「<ご案内>7/24(水)。14時。山本潤一セミナーご案内」
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■4回目原稿(2017年9月25日(土))
■3回目掲載(2017年9月16日(土))
■2回目掲載(2017年9月9日(土))
■1回目掲載(2017年9月2日(土))
現在、専門家をはじめ多くの方々がうつ、メンタル不調は「寛かい」はできても解決できないと思っていると思いますが、きちんと解決できるのですよ、ということをビジネスマンたちに伝えたいなと思い、書きました。
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最近は、メンタルの問題を単に医療に任せているだけでは、なかなか難しいところがあります。なぜなら、いつまでたっても減らないからです。
よって、弊社はメンタルの問題は、そもそも働く人の才能・適性が生かされていない、つまりキャリアの問題だととらえ、
会社側として働く人の才能・個性を引き出すこと、そして部下側としては自分自身の才能・個性を生かすスキルをに身に着けることで、
生産性を上げながら、結果的に解決される問題であるととらえ、これをメンタル解決のためのキャリア0次対策、という位置づけをしております。
これを行うことで、離職率低下、パワハラ防止、コミュニケーション活発化、リーダーシップ強化など、かなりの課題が解決できるのです。こうしたことにご興味のある経営者、
人事責任者の方はどうぞお越しください。
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2019/05/28
企業メンタルご担当者様向け情報「病理モデルではなく、キャリアモデルに基づく0次対策がメンタル予防を実現していく」
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■3回目掲載(2017年9月16日(土))
■2回目掲載(2017年9月9日(土))
■1回目掲載(2017年9月2日(土))
現在、専門家をはじめ多くの方々がうつ、メンタル不調は「寛かい」はできても解決できないと思っていると思いますが、きちんと解決できるのですよ、ということをビジネスマンたちに伝えたいなと思い、書きました。
<以下からブログ本文>
ストレスチェックが義務化されて以降、メンタルヘルスとは「病気にならないこと」 「再発しないこと」に重点が置かれた、病理モデルを中心として今日まで実践されてきました。
しかし、ストレスチェック制度が実施され3年ほどたち、経営者や人事責任者の方々は、だんだんとこれだけではうまくいかない、ということがだんだんと見えてきたように思います。
なぜなら、従業員側が「病理モデル」に対しては、協力的な態度をとらないからです。
病理モデルで問題解決しようとしても、社員側がノってこないので、問題解決がほとんど成立しないからです。
病理モデルは、「自分はうつだ」「自分は病気レベルだ」と自覚している人、例えば、なんども休職をしている人とか、休みがちであるとか、あきらかに調子が悪いという実感を持っている人など、自覚を持っている人には有効です。
しかし、ストレスチェックで言う高ストレス者のほとんどは、自分は「病気である」とは思っていないため、医師面談を受けろ、などと強要したりすると(もちろん今の制度上はそんなことはできませんが)、怒りだすに決まっているのです。
「俺を病人扱いするな」ということです。
こう思うのは当たり前ででしょう。
だから企業の中では、病理モデルだけを使っているだけでは、メンタル対策はうまく行かないのです。
自分は病気だ、と自覚している人であれば、素直に医者の言うことを聴くでしょうから、それは医者を中心とした病理モデルの中で措置をとるとよいと思います。
ほとんどの社員は、「病院扱いするな」「そんな風に思われたら自分のキャリアはどうなるかわからない」と思っていますし、また、そもそもメンタルになるというのは、仕事上の人間関係の悩み、仕事の進め方の悩み、などから生まれてくるものなので、キャリアの問題なのです。
持った平たく言うと、仕事を上手に進めることができないからこそ、ストレスが溜まってメンタルの問題に進んでいく、ということです。
つまりは、ストレスチェックで言うところの、1次、2次、3次対策ではなく、キャリアの視点からの0次対策が必要だということです。
誰もが、その人のレベルに応じてレベルの高い仕事を与えられますから、ということは誰もがどこかで、自分自身が今まで持っていたスキルでは、対応が難しいという局面に遭遇する、ということになります。
そういった時に、そのレベルでの人間関係の作り方・動かし方、そのレベルでの仕事の進め方の知恵、スキル習得が必要なのであって、これがなかなか身につかなっからこそ、悩み、高ストレスになるのです。
だから、「うつは、心の風邪ですよ。誰もが風邪をひくのですよ」
というのはいいのですが、こういい病理モデルの話だけにしないで、キャリア上の壁にぶつかっているのだ、という視点でとらえることこそが、メンタル0次予防であり、これこそが超早期予防であるのです。
逆に言うと、0次予防はメンタル対策などという必要もないかもしれません。メンタル問題を裏テーマとしておいて、表向きはキャリアトレーニング教育という名称で教育をやればよいのです。
また、カウンセリングルームという「病理っぽい」名前ではなく、キャリア支援室という部屋を作り、キャリアカウンセラーを置けばよいのです。
またストレスチェックとは別に、キャリア診断テストという名称でキャリア上の課題を調べるテストをやればよいのです。こちらはストレスチェックではありませんから、会社は情報を知ってよいのです。
だれがどのような行動特性をしているのか、をキャリア診断テストで実施すれば、アラームを出している人がいれば早めに対応できるし、孤独になっている人がいれば話しかけられるし、本音を言えなさそうな人がいれば、和気あいあいとした部署へ配属すればいいし、など、0次対策が取れるのです。
こういったことは、昔の日本企業では、家族主義が良く浸透していたので周りが良く察知して皮膚感覚でやっていたことでした。
今は人間関係がドライになってしまったので、相手のことがよくわからないし、よって導き方もよくわからないとなってしまったのです。
昔は阿吽の呼吸としてやっていたキャリア指導を、今は、スキルとして上司側や部下側双方に教えていくことが重要になったのだと思います。
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2019/05/21
企業メンタルご担当者様向け情報「人を導くというリーダシップスキルを身に着けたリーダーを育成することが、メンタル解決と生産性向上を同時に達成させる」
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<以下からブログ本文>
私が社会に出たのは1982年です。ニューヨークのブラックマンデーにより株価が大暴落したのが確か1990年ころです。
80年代の日本はまだまだ勢いがあって、日本企業は世界を席巻していました。
70年代に「ジャパン アズ ナンバーワン」という本がベストセラーになり、アメリカはこぞって日本型マネジメントを学ぶようになりました。
私はかつて経済アナリストの藤原直哉氏からこの時代のことを学びました。藤原氏によると、当時、アメリカが日本の強さの秘密として発見したのは以下の2点だとのことです。
1.産業民主主義
2.労働者の熟練
産業民主主義とはこういうことです。
日本では工場などの現場では、上も下も関係なく「あーだ、こーだ」を話し合っている。そして意見は意見箱に投書され吸い上げられている。
肩書の違いはあっても仕事上は、民主的。なんでも言い合っている。これに当時のアメリカ人はびっくりしたのだそうです。
日本の強さはここにあったのか、と。
当時アメリカでは、ホワイトカラーとブルーカラーは明確に分かれ、上と下が一緒になって動くということは考えられなかったのだそうです。
決めるのは上、俺たちは言われたことをやればいい。というのが当時のアメリカだったのです。
労働者の熟練とはいかのことです。
当時の日本は終身雇用でした。当然、労働者のスキルはプロ級に熟練するのです。これが日本を支えていた。労働者を大事にしていたのですね。
一方のアメリカは、何かあるとすぐにクビを宣告される。リストラも当たり前。労働者は単なる「駒」だったのです。
当然、仕事で熟練するわけはないですよね。
私が社会に出た80年代は、産業民主主義と労働者の熟練がまだ生きていた時代でした。だから何でも話したし、先輩は必ず自分より仕事にプロだった。
もちろん、今の時代には古すぎて合わないところまあるでしょうが、何が言いたいかというと、その当時、職場でうつ、メンタル不調なんて聞いたことがありませんでした。そんな人たちは、どこにいたのでしょうか?
今では、そこら中にいるのが当たり前ですよね。
私はたくさんの経営者や人事担当者に普段からお会いしています。そうすると中には、こんなことを言う方がおられます。
「うつ、メンタルは本人が病気になったのだから、治してこい。治らなかったら当然、しかるべき措置をとるのが当然」
しかし、私はこう思います。
あなたは80年代の日本を知っていますか? うつ、メンタル不調など、ほとんどいなかったのですよ。それが何で今はこんなに多いのでしょうか?
いきなり私たち日本人が、うつ、メンタル不調という「病気」にかかるようになったのですか? と。
もちろん本人たちの課題はあるとは思います。しかし、私たちの職場はどうなったのでしょうか?かつての日本のように、人を大事にしなくなったのではないでしょうか?
弊社の心理テストを使って調べると、ほとんどのビジネスマンは、「わかってくれる人は誰もいない」という認知になっています。
孤独なのですね。
かつて産業民主主義が当たり前だった時代は、だれもが何でもを言い合うことによって、仕事は進んでいたのです。ホンダは、その文化を「ワイガヤ」と呼んでいました。
その当時は、だれも孤独だなんて思っていなかったのではないでしょうか。
なんでもワイワイガヤガヤと話し、酒飲んではアーダコーダと話す。今は、話さないのではないでしょうか? そういう雰囲気の会社にしてしまったのではないでしょうか。
90年代以降、アメリカ型個人主義(グローバルスタンダード)をどっぷりと輸入してしまった日本は、ある意味、人のつながりが壊れてしまったのだと思います。
うつ、メンタル不調を「個人の病気だ」ととらえている会社は、人とのつながり、や、部下を育てていく、仕事の課題やストレスを部下が乗り越えられるように上司が導いていく、という発想はあまり持たないかもしれません。
病気なら自分で治してこい、という「冷たい」発想になるからです。
そもそも人とのつながりを大事にしたりや部下を育てる、という意識の強い会社は、うつ、メンタル不調はおきにくいのですが、たぶん80年代までの日本を知らないからこういうことを言ってしまう、ということかもしれません。
ストレスを乗り越えるセルフテクニックを教えるのが大事ですが、同時に人を大事にするリーダーシップ教育を行うこと、この双方が大事なのです。
単にラインケアという浅い、研修を行うだけでは不十分なのです。
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2019/05/14